今後、日本の地価は大きく上がる可能性が少ないと言われています。一昔前は、土地は所有しているだけで価値が上がる資産でしたが、もはや活用し収益を生み出さなければ課税を含め維持管理の費用がかかってしまうマイナスの資産になってしまいます。つまり賃貸併用住宅にして収入を得ることが、資産を増やすひとつの方法なのです。
世帯の支出の4分の1を占めると言われる住居費。自宅を建てた場合は、住宅ローンがその支出となります。賃貸併用住宅によって家賃収入を得ることで、この住宅ローンを軽減できる場合があります。もし住宅ローンのほとんどを家賃収入でまかなうことが出来れば、家計の収支は大きく改善するはずです。
二世帯住宅を建てるとき、将来、賃貸住宅として利用できるように建てれば、土地を効率よく使えます。また現在は賃貸住宅として利用し、将来二世帯住宅にすることも可能です。ライフスタイルの変化に対応しやすいのも賃貸併用住宅の魅力です。
相続の場合、自宅の敷地より賃貸住宅が建っている敷地のほうが相続税課税評価額が低くなります。また、サラリーマンの方も原価消却費を経費とすることで所得税を節税できます。必ず確定申告をしましょう。
賃貸併用住宅で最も注意をしなければ失敗してしまうのが、建物の修繕費です。建ててから10年、20年後、せっかく家賃収入を得ても、世帯数が多い分、修繕費が高くつくのが一般的です。レンガ積みの家であれば、外壁がメンテナンスフリーのため、外壁の塗り替えに掛かる費用が一切掛かりません。年が経つほど味わい深くなる家です。
入居してくれる人も、やはりステータスのある家に住みたいもの。 年を経るごとに味わい深くなるレンガ積みの家は、老若男女好まれる住まいです。
入居者が強い関心を持っている耐震性についてもアピールできます。
上下階の音はもちろん、外の環境音も高気密のレンガ積みの家はシャットアウトしてくれます。
超高気密高断熱のレンガ積みの家は、省エネ住宅で月々の光熱費も節約できます。入居者にとって、うれしいメリットです。