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高温 多湿 そして 多雨な日本の気候

前回ご紹介した本の中に、 またおもしろい内容がありました。
法隆寺、 薬師寺の宮大工として、 長年にわたって日本建築の真髄を極められた
西岡常一棟梁が、 その著『木に学べ』(1988年 小学館)の中で、次のように
言われています。
「長い目でみたら木を使って在来の工法で家を建てたほうがいい。 日本の建築は
日本で育った木がいちばんよろしいんや。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こういう飛鳥の建築のよさを、 今の時代にも生かしたらいいと思うんですが、 あきませんな。
より早く、いかにもうけるかという経済のほうが優先されてますからな」

法隆寺は、今から千三百五十年も前の飛鳥時代に建てられました。
日本の家にとっていちばんの敵は、 多雨と多湿という気候条件です。 なぜならば雨水の浸入
や結露、 そして湿気が、 家の老朽化を早め木材を腐らせてしまう原因となるからです。
これは暮らしにとってもたいへんやっかいな敵です。
中途半端に 断熱性があり気密性がある中断熱中気密の家、 また施工性に問題のある高気密
高断熱の家では、 この湿気によるカビ・ダニの被害や不快感を生み、 現代病といわれるアトピー
アレルギー、 ぜんそく、 夏型過敏性肺炎などの原因となり、 人々の健康を脅かします。
今年は まさにこの夏型過敏性肺炎が流行していると新聞にもありました。
連日のように続く熱帯夜 からだにまとわりつくような湿気。 そんな不快な温熱環境から
人々の健康を守るために 私たちは良い家をお客様にご提供しなければならない社会的義務が
あるとつくづく思う今日このごろです。