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れんがとの出会い

近代ホームの三つ目のグループ会社として生まれたわが「せらら工房」も今年で四期目を
迎えようとしております。 記念すべきれんが積みの一棟目は、2005年にオープンした
今はなき「横浜赤れんがの家」。 そして2006年4月にオープンしたデザインセンター
(せらら工房本社 社屋)。 二棟のれんがの家が 並んで建ったとき、 本当に信じられな
い気持とちと、 れんがの重厚感と美しさに 思わずたたずんでしまいました。 何といったら
いいのか、本当に感無量でした。

というのも、 実はれんが積みの家にあこがれを
もっていたのは、 それよりも6-7年前だったで
しょうか? 当時は、 やっと「外断熱住宅」が
世の中に普及してきた頃でした。近代ホームは、
松本がいち早く「百年健康住宅」というネーミ
ングで、 家が健康に及ぼす影響について研究し、
どんな家がいいだろうと改善を重ねていました。
そんなときある本の中に 北陸地方でほんもののれんがを一つずつ積み上げているれんがの家が掲載されているのをみつけました。 小さいころからのあこがれのれんがの家を実際に
つくっている業者さんがあるんだと知ると、 創業者・松本はいてもたってもいられず、
「れんがの家っていいと思わない?」
「北陸のある会社さんで、 れんが積みの家をつくっているらしい。 すぐに電話して見学させて
もらえるようたのんでみて」 と指示がでました。
本の紹介分では、
「同じ家をつくって欲しいという注文が殺到
さっそく先方にお電話するも 今はモデルハウスの建築中でまだ出来ておらず、 出来上がったらご連絡しますからとの 回答をいただきました。 が そのときはかなわぬ夢となりました。
それからというもの、いつか ほんもののれんがの家を という思いは 忘れられないものと
なりました。 世間では今なきNホームさんが 非常に高い単価でレンガ積みの家の広告を
新聞にだしている頃でした。 昔は高嶺の花。 どんなに素晴らしくてもやはり高すぎては
お客様に住んでいただけません。 それから数年 一本の電話が入るまで、 れんがの家の
ことは そーっと心の中にしまわれておりました。 (つづきは次回に)
実際にイルミネーションに飾られた二棟のれんがの家を前に、長い年月に思いを馳せると
何ともいえない感動で胸がいっぱいになりました。