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心を込めて生きる

近代ホームグループの欧瑠璃会春の研修会がありました。
タイトル 「心をこめて生きる」
片道24キロの山道を毎日往復する。 行って帰って 往復48キロを、1000日間続ける
千日回峰行
成し遂げたのは、 吉野山・金峯山寺1300年の歴史の中で たったの二人
そのお一人であられます 塩沼亮潤大阿闍梨様をお招き
しての研修会を行いました。
その佇まいは 静かで微動だにせず、お声は暖かく穏やかで、心の中にすっーと入ってくるような
自然な感じでお話が始まりました。

糸偏に半分と書いて、「絆=きずな」といいます。 絆は糸と糸、繊維と繊維が紡ぎあうように、
心と心が合い、 はじめて紡ぎあうことが出来、一本の太い絆となるそうです。 「人」という字も
ノを支える一本のはらいがあって始めて「人」という字になるように、 人間は一人では生きて
いけません。
そして、この世に生を受けて、 天に召されるまで、 魂を磨く修業をするのです。 もちろん一人
ひとりに与えられた修業はさまざまです。 でもその修業をどう捉えるかは人それぞれなのでは
ないでしょうか?
自分に課せられた事を、 ありがたいと捉えるか、 卑屈にとられるかで、 その後の人生が大きく
変わってくるような気が致します。 もう一歩も歩けない。 脚が動かないという状態を乗り越えられ、
ものすごい荒行を満行された塩沼亮潤大阿闍梨様のお姿からは、 命の分け目をくぐられたような
強固な感じは全く見受けられません。 ときにユーモラスを交え、 「それでも行かなければ死んで
しまいますからね~ (笑)」 とお話くださいました。 一年越しのオファーでかなったご講演ですが、
本来ならお逢いする事も出来ないようなすごいお坊様、 また無酸素登山の小西登山家、 到知
出版の藤井編集長様との出会いを感謝致します。

そして、 日々の生活の中で次の三つの言葉を大切にしてください。
感謝の気持ありがとう
謙虚な気持 「すみません
素直な気持はい
心を込めていきることは、 案外シンプルな事なのかもしれません。 生まれたての赤ちゃんのように
色んな垢をつけていないこと。 人はみな平等に真っ白な心を持っていると思います。