せらら工房が造るれんが積みの家の性能値は実際にどんな値なのでしょう?
ウレタン断熱パネルを使ったFPの家のいわゆるQ値(省エネ性を測る値)については
実際の計算値等を出しておりましたが、ウレタン吹き付けの75mmの断熱材 + れんが積
みで構成されるせらら工房の横浜赤れんがの家はどんな値なのか? ずーっと気になってお
りました。
今回 東京電力の省エネチームが実際に当社で建築した家の熱貫流率を 測定機と温度計
で1週間に渡り、実測してくださいました。
熱貫流率lというのは、
住宅などの建築物の壁面において、熱の通り抜けやすさを表す値。
です。
異なる構造や素材の壁・床・天井など、部位ごとの熱損失の割合を比較できる。
具体的には、壁の内外の温度差が1度あるとき、1時間当たりに壁1平方メートルを
通過する熱量をワットで表した数値。「K値」ともいい、単位は「W/平方キロメートル」。
熱橋を考慮して計算したものを「実質熱貫流率」、構造の異なる断面ごとの熱貫流率を
面積荷重平均したものを「平均熱貫流率」という。
この数字は小さいほど、熱を逃がさないことになり、 とても優秀な数値となります。
比較してみると
新省エネ基準 4.2 一般的な住宅
次世代省エネ基準 2.7 断熱性能の高い住宅
せらら工房測定した実測値 1.45 次世代省エネ基準以上の超高断熱性能な家
難しい言葉を並べましたが、 冬 室内が暖まりにくく、特に足もとが冷えやすく寒くてたまらん
というお家に住んでいらっしゃる方は、 この数値が高い住宅で、 暖めても暖めてもすぐに熱が
逃げてしまい電気代、ガス代等の光熱費がかかります。
逆に、 省エネルギの高性能な住宅では、 少しのエネルギーで家の中が暖まり、 一度
暖まると冷めにくいので、 電気代も節約できるというわけです。 これから建築するのであれ
ば皆様冬暖かく、夏涼しく、 過ごしやすいことはもちろんですが、 それでいて電気代もかから
ない それこそ「理想の家」といえると思いませんか?