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家具職人さん 存続の危機?

先月 お引き渡しを終えた 私の故郷のお客様のお家を少し紹介したいと思います。
私は静岡県庵原郡蒲原という町で 幼少時代を過ごしました。 山と海が同時に迫っており
その間に薄い平野があるという感じの田舎町です。 海で遊んだり、山で遊んだり、毎日
富士山を眺めてあちこちかけまわり自然とともに育ちました。 小学校3年生のときに
今は静岡市になりましたが、清水市草薙という高台に引っ越しました。 今回のお客様は
その草薙の程近い場所 二山越えた丘に建っております。


バルコニーの窓からは富士山が真正面に見えるように設計しましたが、 まだお天気な状態で
富士山を拝んだことは残念ながらありません。 何故か静岡人は富士山を眺め、一日を始めます。
雪がまったくといっていいほど振らないので、人も穏やかでおおらかです。 そんなお客様の
お人柄にも本当に助けられました。 奥様が中世ヨーロッパの落ち着いた雰囲気がお好きで、
アンティークな家具がおかれ、お部屋を引き立ててくれています。





オーダ-メイドのアンティーク家具が要所要所に配置されています。
レオナルドダビンチの最後の晩餐のようなテーブルは 歴史の教科書を思い起こさせます。
家具が歴史を物語って今に伝えてくれているようです。 でも職人さんは老齢化して、以前も
ご紹介いたしましたが、後継者がまったくいらっしゃらないということで危機に瀕しています。
日本の伝統工芸である家具職人さんになる若者はいないのでしょうか? 古きよき文化は継承
していかなければなりません。
コンピューターが小さい頃からあたりまえにある幼少時代に プラモデルや木工、粘土遊びや
泥遊びなど私たちが小さい頃に経験した遊びが確実に薄れていっている気がします。
想像力を豊にすることはとても大切なことです。 小さいころから意識して子育てできたらいいなと
つくづく思います。 家具職人 募集で~す。 [#IMAGE|S6#]