大地震発生より二日、被災地での大変な状況がだんだん明らかになり驚きを隠せません。
被災地の皆さま 心からお見舞い申し上げます。 心を強く持って!!
私たちも微力ではありあますが、できることを少なからずしていきたいと思います。
本日から東京電力の計画停電対策が始まりました。
私の最寄の駅、港南台駅では「本日臨時運休」という張り紙がしてあり、根岸線全線がストップでした。
思ったより人だかりは少なく、それぞれにこの非常事態に供えているような感じがしました。
昨日の夜も地震がありましたが、 この3日間余震が続いています。
自然災害においては人間の力も無力です。
余震が続くとどうなるでしょうか?
木造住宅での地震対策は筋かいと構造用合板、そして金物補強です。
大きな地震でも地震対策をすれば建物は守られます。
つくばの土木研究所の地震実験でもその地震力の50%~60%を吸収しているという実験結果がでています。
この写真は実験棟の内部です。
色んな配線が無数設置されていました。
そして、どんな揺れであったのか、グラフで観察するのです。
今回の実験でわかった もう一つの事とは、
レンガ積みの家は木造の構造躯体に負担をかけない。
レンガが構造体として地震の力を50%~60%吸収している。
というこの二つです。 レンガ積みが構造体として、しっかりと建物を守っていました。
ということは、 何度も何度もやってくる余震!!
見えない部分で木造部分に力を加えており、非常に負担がかかっています。
その負担がれんがの家でどれくらい軽減されるのか?
おそらく余震回数が増えれば増えるほど、優しく木造を守ってくれるのが、れんがの家なのです。