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ヒートアイランド なぜ起きる?

今年 熱中症で倒れた人は 7月時点で昨年の1.5倍って知っていますか?
年々増える熱中症!! それだけ、日本が毎年熱くなっているという事です。
いや日本だけでなく、世界中が地球全体が熱くなっている。
環境問題は深刻です。
新聞に「ヒートアイランド現象 なぜ起きる?」という記事があり目に留まりました。
そして、田舎の暑さより都市部の暑さが異常に高くなることをご存知ですか?
同じ東京でも、都心の夜間の気温は、郊外の八王子に比べて2度~3度高いという測定結果がでている。
日本ヒートアイランド学会会長の梅干野晃(東京工業大学教授)氏によると
  1. 地表面の改変
  2. 人工排熱
  3. 大気汚染
この3つを原因としてあげられておりますが、 その中でも一番の原因として、
コンンクリートの構造物で覆われる地表面の改変効果が
圧倒的に大きい

つまり
コンクリートは日射による熱をたっぷりと貯めこみ、しかも逃がさない
性質がある。
いったん暖まると深夜からあ明け方になっても冷えにくい。

どこかで聞いたことのある理由が書かれています。
よくマンションは冬はあったかいと言われますが、 その所以は上記にあります。
地震に強い鉄筋コンクリート造の家がいい という反面 ヒートアイランド現象を
促進するという。  もちろん100%完璧ということもないだろうが、夏の暑さには
ほとほとまいってしまうという現実も見逃せない。
屋上緑化や緑のカーテンなど 緑を増やすことで、葉の表面から水分が出ていく際に
気化熱で周囲の温度を下げる効果や、 芝生の効果などが取りざたされている。
梅干野教授は
「熱をためないコンクリートや蒸発による冷却を促すレンガなどの
新材料を開発し、普及させるべきだ」
と提案している。
と記事はしめくくられているが、 レンガは熱を吸収し、しかも夕方になると放熱するという
自然の土で出来ている非常に効率的な素材であること 改めてヒートアイランド現象を少しでも
軽減するにもぴったりだと改めて感心した。