今週初めの欧瑠璃会研修会 第二段の報告です。
研修旅行のメインイベントは 実はFPパネルを作成している工場の見学です。
実は、 近代ホームに入社後2年目に北海道の研修旅行がありましたので、今回は
二度目の研修旅行になります。
ちょうど、十数年前のことになります。 その時は、 正直あまり訳がわからずという部分も
ありましたが、 今回はお客様の目線にたって見学をしてみました。
まず展示ブースでは、
なぜ、ウレタン発砲なのか? という主題をとく模型がありました。
一つの電球の熱がどれくらい温度に影響でるのか?
断熱材の比較ブースです。 グラスウールとウレタン断熱(50ミリ)
実際は、7度の差が出ていました。 7度というと 結構大きい数字ですよね。
体感温度は2度違っただけでも、かなり温度差を感じるものです。
次には気密と換気の実験ですが、 これは本当にすごい違いがでるものだと
驚きました。
この箱の中に煙を充満させ、 換気の機械を作動させます。
片方は、隙間のある空間で、穴ぼこが3個壁際にあいています。
もう片方は隙間があいていません。 つまり気密住宅とういことになります。
さて、煙はどうなるのでしょうか?
答は、 気密のある方はすーっと煙がきれいになるのですが、隙間だらけの家では
なかなか煙がすわれません。
これが、一般住宅での状況だ という事が如実にわかります。
換気と通気は、木を腐らせないためにも非常に大切は要素です。
今回、このような実験をすることで、 目には見えない換気の機能がいかに
大切であるか? 目に見える形で表現することが大切だと感じました。
また ウレタンパネルの製造過程では、
5トンプレス機で発砲させる硬質ウレタンフォーム独立発砲
はきめこまかく、 ほんの少しの隙間にも しみこんでいきました。
工場内に これから出荷予定のパネルが整理整頓され積まれておりました。