近代的でありながら、歴史のある街並みが残る横浜。そんなおしゃれな街にマイホームを建てたいと考えている方も多いことでしょう。
それと同時に、注文住宅を建てるにあたり「どのハウスメーカーにお願いすれば良いかわからない」とお悩みの方もいるでしょう。本記事では、横浜で人気のハウスメーカー9社をご紹介。各メーカーのおすすめポイントや横浜エリアの土地相場についても解説します。 理想のマイホームを実現するために、ぜひ参考にしてください。
横浜市は神奈川県に属する市で、川崎市と相模原市と並んで県の政令指定都市です。人口は約376万人で、政令指定都市の中ではもっとも多いです。
有名どころでは赤レンガ倉庫や山下公園、横浜中華街、みなとみらいといった人気の観光スポットがあります。多くの商業施設があり賑わいっていながら、海に面した自然景観を楽しめるのも魅力です。
交通の便も良く、横浜駅から30分程度で都心にアクセスできます。横浜DeNAベイスターズや横浜Fマリノスといったプロスポーツチームの拠点もあります。
横浜市の土地相場は神奈川県や全国規模で見ると高く、およそ34万円/平方メートルで、坪単価はおよそ112万円です。
全国平均は土地が約23万円、坪単価は77万円。神奈川県では土地が約26万円、坪単価が約86万円となっています。横浜市の土地相場は、全国平均で約1.5倍、神奈川県平均と比べても約1.4倍も高いといえます。
本題である、横浜で人気のハウスメーカーをご紹介します。数ある中から特におすすめしたい7つのハウスメーカーをピックアップしています。
おすすめポイント
せらら工房は、横浜市を拠点に「レンガの家づくり」を行うハウスメーカーです。「資産価値のある本当の家づくり」を目指し、歴史の中で発展してきた「レンガ」による建築技術を体現しています。レンガの家は、一般的な注文住宅と変わらない建築費で、寿命が3倍に。高い断熱性や気密性、耐久性によってメンテナンス費や光熱費を抑えられることが人気の理由でしょう。
耐震実験や耐火実験、解体実験も徹底。世界初のレンガ積みの3次元耐久実験をおこなっており、阪神淡路大震災の1.5倍の揺れにも耐えられる耐震性を実験しています。
耐火実験では、火災での900度近い熱にも耐えられることを証明。壁が一体化しているため、解体する際もレンガがバラバラにならないよう工夫がされています。
他にも同メーカーで建てられる住宅はすべてがZEH(太陽光発電や省エネ設備での生産エネルギーが消費エネルギーを上回る住宅)に対応。次世代の省エネ基準の10倍にもなる高い気密性・断熱性を実現しています。
約180項目におよぶチェックリストによる安全性の確保、専属チームによる60年間のアフターサービスを提供しているため、安心安全な施工依頼が可能です。新築はもちろん、リフォームやリノベーションにも対応しています。
画像引用:フローレンスガーデン
おすすめポイント
フローレンスガーデンは、神奈川県と東京都をメインエリアとするハウスメーカーです。「完全オーダーメイドの洗練されたデザイン住宅」が売りで、年数が経つにつれて美しくなるデザインや、暮らしに安全をもたらす心地よさなどを追求しています。
デザイン面では「ナチュラルさ」を意識し、壁や床、窓枠には無垢材を使用。手触りが良く、経年美を楽しむことができます。「居住空間の広さ」にもこだわっており、2階建てでも3階建てでも分からない広さを維持し、それぞれの生活シーンに合わせた空間を設計してくれます。
住宅の基本性能も高く、耐震性・気密性・断熱性のいずれも2025年の省エネ基準の義務化に対応した住宅性能を満たしています。
画像引用:株式会社ビー・ツー
おすすめポイント
株式会社ビー・ツーは、横浜市を拠点に注文住宅・デザイン住宅を手がけるハウスメーカーです。工務店としての事業はもちろん設計事務所としての側面もあり、土地探しや資金計画、外構、リフォームなど幅広く対応しています。
建築における「自由度の高さ」が魅力。温もりや風合いを活かした自然素材を使ったり、デザイン性や機能性を意識した設備を導入したりと、住む人のニーズに合わせて柔軟に提案してくれます。
また、リフォーム・リノベーションにも注力。ただ内装や設備を新調するだけでなく、ライフスタイルに応じて「質の高い空間」を提案してくれます。間取りを変えたり、表面的なリフォームをおこなったりするだけでなく、性能を高めたうえで住宅をアップデートしてくれるのが魅力です。
画像引用:ヤマト住建
おすすめポイント
ヤマト住建は、兵庫県神戸市に拠点を構えるハウスメーカーです。横浜を含む神奈川県にも支店があり、「日本の住宅を世界基準に」をモットーに、長寿命・広い・安い・高性能・資産価値の高い家づくりをおこなっています。
住宅性能においては耐震性はもちろん、「高気密」「高断熱」に注力。窓からの熱損失を抑えるために樹脂サッシを使ったり、家全体を「外張り断熱」で包み込んだりと、さまざまな工夫を施しています。
また、住む人のニーズに合わせた柔軟なプランを提供してくれるのも同社の強みです。たとえば、家族のコミュニケーションが自然に生まれるような内装や動線、子育てママが生活しやすい家、お互いの距離感がちょうど良い二世帯住宅など多岐にわたります。
画像引用:ハウスイズム建築設計事務所
おすすめポイント
ハウスイズム建築設計事務所は、神奈川県のほぼ全てのエリアと東京の一部エリアに対応しているハウスメーカーです。「設計士とつくる、暮らしやすくて、ちょっとカッコいい家」をコンセプトとしており、SUUMO工務店ランキングで神奈川県1位を獲得した実績もあります。
人通りの多い都会や風光明媚な田舎など、神奈川県のさまざまな風景に溶け込むような家づくりを実施。住宅の耐久性や機能性はもちろん、どのような世代でも住みよい住宅・サービスを提供しています。同メーカーでは「プロの設計士」が、依頼者1人に対して3人体制で設計を実施。より安く、より安心な材料を全国から直接仕入れ、お客様にとってより良い選択肢を提案してくれます。
また、地場のハウスメーカーなので神奈川県の土地事情に強いです。地元目線での土地探しや、不安や悩みに寄り添いながら、資金計画を伴走してくれます。
画像引用:三陽工務店
おすすめポイント
三陽工務店は、神奈川県と東京都で注文住宅を建築するハウスメーカーです。住環境が整った「健康住宅」の建設をモットーとしています。
たとえば、断熱や遮熱の一定基準である「HEAT20 G2」、住宅の気密性を示す「C値」が0.4以下、さらに耐震性がもっとも高い「耐震等級3」など。安心・安全かつ快適に住むための健康住宅を提供しています。
コストパフォーマンスの高さも魅力で、1,000万円台で注文住宅を建設可能です。ただ単に安さを追求するだけでなく、低価格ながらも、太陽光発電や省エネルギー設備によるエネルギー生産が消費エネルギーを上回る「ZEH」や、前述の「HEAT20」など性能効率の良い住宅を提供してくれます。
画像引用:サートンホーム
おすすめポイント
サートンホームは、神奈川県相模原市に本社オフィスを構えるハウスメーカーです。約30年ものあいだ家づくりに携わってきた同メーカー。
家を売り物として考えず、顧客にとってどのような住宅が適切か、社内プレゼンでふるいにかけたうえで、最適な住宅を提案。48棟の年間施工棟数を限定していることからも、質の高い注文住宅をつくりたい想いが伺えます。
性能面では、耐震性・耐火性・省エネ性・耐久性を兼ね備えた住宅を提供。耐震性では床や壁、屋根などが一体となった「モノコック構造」を、耐火性では空気の流れを遮断することで火を止める「ファイヤーストップ構造」を取り入れています。
その他にも、最高水準の断熱サッシを用いたり、遠赤外線の反射や湿度放出の工夫をしたりと、省エネ性や耐久性も意識した家づくりをおこなっています。
画像引用:株式会社ワカバヤシ
おすすめポイント
株式会社ワカバヤシは、横浜市に本社を構えるハウスメーカーです。創業から67年の老舗ハウスメーカーで、地域密着型の住宅総合サービス企業として地元から愛されてきました。注文住宅以外にもリフォームやリノベーション、賃貸住宅、福祉住宅、不動産売買まで幅広く展開しています。
住宅性能も高く、耐震性では「耐震等級3」を標準とし、1棟ごとに細かい構造計算を行ったのち、「木+鉄」で耐久性の高い住宅を作り上げていきます。長期優良住宅の基準を高いレベルで満たしており、断熱性や省エネ性も優秀です。
画像引用:ジューテックホーム
おすすめポイント
ジューテックホームは、横浜市を拠点に注文住宅の建設をおこなうハウスメーカーです。同メーカーでは「フルオーダー住宅」「セレクトオーダー住宅」「建築家と創るデザイン住宅」「カスタムメイド家具+注文住宅」の4つのプランを提供。住む人の目的や予算に寄り添った提案をしてくれます。土地探しやリフォームにも対応可能です。
ひと口に「横浜市」といっても、区によって戸建ての費用相場は異なります。4,000万円前半のところもあれば6,000万円後半になる区も。横浜市内のエリアごとの戸建て費用相場は以下のとおりです。
横浜市内のエリア | 価格相場 |
---|---|
横浜市南区 | およそ4,080万円 |
横浜市保土ケ谷区 | およそ4,380万円 |
横浜市鶴見区 | およそ4,680万円 |
横浜市旭区 | およそ4,780万円 |
横浜市西区 | およそ4,980万円 |
横浜市緑区 | およそ5,198万円 |
横浜市港北区 | およそ5,688万円 |
横浜市青葉区 | およそ6,380万円 |
横浜市都筑区 | およそ6,535万円 |
横浜市は神奈川県でもっとも人口が多く、商業施設や観光スポットが多く集まっている人気のエリアです。その分土地や坪単価も高い傾向にあります。安いところでは4,000万円程度ですが、区によっては戸建て費用が6,000万円を超えるところも。横浜に住宅を立てる際は、エリアを見定めたうえ、目的と予算に応えてくれるハウスメーカーを選びましょう。
横浜で住宅購入をお考えの方は、レンガ住宅に特化した「せらら工房」もご検討ください。一般的なハウスメーカーと変わらない建築費で、寿命が3倍の家づくりを実現。高い断熱性や気密性、耐久性によってメンテナンス費や光熱費などトータルコストを抑えられます。
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