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子育て世代におすすめの間取りとは?新築の間取り決めで考えるべきポイントを解説

 

子育て世代におすすめの間取りとは?新築の間取り決めで考えるべきポイントを解説家を建てるとき、誰もが悩むのが間取りの設計です。特に子育て世代では、子供の成長を見据えて考える必要があり、間取りをどう決めればよいか悩む方も多いのではないでしょうか。子育てのしやすさは、間取りによって大きく左右されるので、できれば間取り決めの段階で工夫を施し、大人も子供も過ごしやすいマイホームに仕上げたいものですよね。

この記事では、子育てしやすい間取りのポイントや、家づくりでの注意点などについて詳しく解説していきます。

これから新築の間取り決めをしようと考えている方は、ぜひ参考になさってください。

子育てに適した戸建ての広さとは?

子育てを前提に戸建てを建てる場合、家の広さを意識することが重要です。

国土交通省の指標では、未就学児がいる家庭に最低限求められる住居面積は35~40㎡とされています。しかし、より快適な暮らしを実現するには、65~75㎡程度の広さがおすすめです。

また、子どもが2人以上いる家庭では、さらに広い80~100㎡程度が理想的とされています。これだけの広さがあれば、家族全員が余裕を持って生活できるだけでなく、子どもの遊び場や収納スペースも十分に確保できるでしょう。

参考:住生活基本計画における「水準」について|国土交通省ウェブサイト

子育て世代に人気の間取りと育児イメージ

子育て世代に人気の間取りと育児イメージ

子育て世代にとって、間取りは家族の暮らしやすさを大きく左右する重要な要素です。

子どもがまだ小さいうちは、親が目を離さずに見守れる設計にし、成長に合わせて使いやすい配置にするなどの工夫が求められます。

ここでは、子育て世代に選ばれることの多い1LDK、2LDK、3LDKの間取りの特徴と、それぞれの育児イメージについて解説します。

1LDKの間取りでの子育て

1LDKは、夫婦と小さな子ども1人という家庭に適した間取りです。

LDKが広ければ、子どもを見守りながら家事ができ、効率的な生活が実現します。また、子どもの遊び場やお昼寝スペースとしてリビングを活用することで、スペースを有効活用できるでしょう。

ただし、子どもが成長して個室を必要とする段階では手狭になるため、将来的な住み替えを見越しておくことが重要です。

2LDKの間取りでの子育て

2LDKは、夫婦と子ども1~2人という家庭に適した間取りです。

リビングとは別にもう1部屋確保できるため、子ども部屋や収納スペースとして活用できます。また、リビングと個室を近接させた配置にすると、子どもが別の部屋で遊んでいる間も目が届きやすく安心できます。

特に、小学校入学前後の子どもがいる家庭では、個室を学習スペースや寝室として使えるため、バランスの良い間取りといえるでしょう。

3LDKの間取りでの子育て

3LDKは、子どもが2人以上いる家庭や、将来的に部屋数が必要になる場合に理想的な間取りです。

個室を十分に確保できるため、子どもの成長に合わせて部屋の使い方を変更しやすくなります。また、リビングを広く設け、家族全員が集まりやすい空間を作ることで、コミュニケーションが自然に取れる環境を整えられます。

各個室に加え、収納スペースも充実させれば、子どもの成長とともに増える荷物をしっかりと片付けられるでしょう。

子育てしやすい間取りにするためのポイント

子育てしやすい間取りにするためのポイント

子育てを楽しみながら快適に暮らすためには、間取りの工夫が欠かせません。特に、小さな子どもの安全や家事の効率化を意識した間取りは、日常のストレスを軽減し、家族全員が穏やかに過ごせる空間を実現します。

ここでは、子育てしやすい間取りにするための具体的なポイントを6つご紹介します。

子どもを安全に見守れる間取り配置

子育てしやすい間取りにするには、子どもを安全に見守れる間取り配置にするのがポイントの1つです。

特に小さなお子様からは目が離せないので、リビングを中心に、家事スペースや子どもの遊び場が見渡せる間取りが良いでしょう。

これを実現するための選択肢として、家事をしながらリビングやダイニングの様子を確認できるアイランドキッチンが人気です。また、階段や窓など、危険になりやすい場所に安全対策を施すことで、安心感がさらに高まります。

効率的な家事動線

子育てしやすい間取りにするには、効率的な家事動線を意識することもポイントになります。

たとえば、キッチン、洗面所、バスルームが近接した動線にすると、家事にかかる移動時間を短縮できます。また、洗濯物をスムーズに片付けられるよう、ランドリールームと収納スペースの動線も意識すると良いでしょう。

家事動線をコンパクトにし、家事にかかる負担を減らせれば、その分子どもと過ごす時間を増やすことに繋がります。

充実した収納スペース

子育てしやすい間取りを考えるうえで、収納スペースを充実させることも重要なポイントです。

子どもが成長するにつれ、荷物やおもちゃ、学用品などがどんどん増え、収納場所がないと生活空間を圧迫しかねません。そのため、玄関のシューズクロークや大型収納を設け、荷物をすっきり片付けることが重要です。

また、成長に伴って変化する収納ニーズに対応できるように、可動式の棚や押入れを取り入れると便利でしょう。

コミュニケーションを取りやすい広々したリビング

子育てしやすい間取りを実現するには、リビングへのこだわりも必要不可欠です。

家族のコミュニケーションが活性化するリビングは、家の中でも特に重要な空間になります。たとえば、リビングダイニングを一体化した開放的な間取りにし、家族全員が揃ってくつろげる場所にすると良いでしょう。

また、リビングの壁面はデッドスペースとして手付かずになりやすいので、大型収納などを取り入れ、収納スペースを確保するのもおすすめです。

ライフスタイルの変化に対応できる個室(子ども部屋)

子育て世代の間取りづくりでは、個室をライフスタイルの変化に対応できるようにするのもおすすめです。

たとえば、子どもが小さいうちは一緒に寝るスペースとして活用し、成長に伴いパーテーションで仕切って個室として使えるようにするアイデアがあります。また、個室をフレキシブルに利用できるよう、収納や家具の配置も工夫すると、1部屋をさまざまなシーンで使用でき、長く済むうえで便利な間取りになるでしょう。

畳スペースの導入

子育て世代が間取りを考える際におすすめなのが、畳スペースの導入です。

畳はフローリングに比べてクッション性が高く、転倒時の衝撃を軽減できるため、小さな子どもがいる場合でも安心して遊ばせられます。

最近では、リビングの一角に畳スペースを設けるデザインが増えており、遊び場だけでなく、来客時のくつろぎスペースとしても活用されています。また、周囲をパーテーションなどで区切れるようにしておけば、簡易的な書斎空間としても活用できるでしょう。

子育てしやすい家づくりでの注意点

子育てしやすい家づくりでの注意点

間取り以外にも、子育てしやすい家づくりには重要なポイントがあります。

ここでは、特に覚えておきたい3種類の注意点について、詳細を確認していきましょう。

掃除のしやすさ

子育てしやすい家づくりでは、日々の掃除の負担を軽減するため、掃除のしやすさを考慮した設計が重要です。

たとえば、汚れが目立ちにくく、掃除が簡単な床材や壁材を選ぶと良いでしょう。また、キッチンやリビングにこぼれた食べ物や飲み物の汚れを拭き取りやすいよう、防水性や撥水性の高い素材を使用するのも効果的です。

さらに、掃除機が届きやすいよう、家具の配置や配線の整理を工夫すると、日常的な掃除がぐっと楽になります。

コンセントの配置

コンセントの配置は、家づくりで見落としがちなポイントの1つですが、子育て世代にとっては特に重要です。

部屋ごとに適切な数のコンセントを考えて配置し、使い勝手を良くしましょう。その際、子どもの安全を考慮し、コンセントの位置を高めに設置したり、安全カバーを取り付けたりするなどの対策が求められます。

たとえば、リビングでは掃除機や家電の使用頻度が高いため、複数のコンセントを配置することで利便性が向上します。また、廊下にも要所にコンセントを付けることで、掃除するときの利便性を高められます。

デッドスペースの少なさ

家全体の間取りを有効活用するためには、デッドスペースを極力減らす設計が重要です。

たとえば、階段下や廊下の壁面に収納を設けることで、スペースを効率的に活用できます。 また、天井の高さを活かしたロフトスペースや、可動式の棚を取り入れることで、成長とともに変化する子どもの荷物をすっきり収納できます。

せらら工房が手掛けた子育てしやすい間取りのレンガの家

最後に、せらら工房の「子育てしやすい間取りのレンガの家」を2つご紹介します。

これから新築の間取りを考える方は、ぜひ参考になさってください。

子育てしやすい間取りのレンガの家①

子育てしやすい間取りのレンガの家①

こちらは、湘南にたたずむ、爽やかな印象の白レンガの家です。

LDKを広々と設計しているので、家族でリラックスした団らんの時間を過ごせます。

無垢の床にしっくいの壁と、内装を自然素材にこだわって仕上げているので、子どもの健康にも安心です。

<施工事例はこちら>

子育てしやすい間取りのレンガの家②

子育てしやすい間取りのレンガの家②

子育てしやすい間取りのレンガの家②

こちらは、鎌倉にたたずむ、シンプルながらも存在感のある赤レンガの家です。

吹き抜けとオープンキッチンを採用し、開放感抜群のLDKに仕上がっています。

室内にも随所にレンガを施すことで、内と外の統一感を演出し、居心地とおしゃれさが共存した空間になっています。

<施工事例はこちら>

子育てしやすい間取りのレンガの家②

まとめ

今回は、子育て世代の間取りをテーマに、子育てしやすい間取りのポイントや、家づくりでの注意点などについて、詳しくご紹介してきました。

広さや部屋の配置、安全性、家事効率、収納スペースなどを工夫することで、快適で安心な子育て環境を作り上げられます。

しかし、使い勝手の良い間取りの好みは、各家庭で異なってくるので、実際の暮らしをイメージして間取り決めを進めることが重要です。

今回ご紹介したことを参考にして、快適な間取りでの子育てを実現させましょう。