こんにちは、桜田です。
お休みの日は、神社やお寺巡りをするのが大好きな私です。
休日を利用し、歴史ある寺社を訪ね歩くののですが・・・
「ご朱印集め」もその一環で、訪れる度にその場の空気感や歴史的背景に心を動かされる事が多くあります。
特に印象深いのは、京都・龍安寺にある「つくばい(蹲踞)」です。
その石には、「吾唯足知(われ ただ たるを しる)」という言葉が刻まれています。
この言葉は、
「必要以上のものを求めるのではなく、今あるものに感謝し、満ち足りることを知る」
という価値観を端的に示すものです。
この「足るを知る」という考え方は、古くは思想家・老子に由来し、日本の禅宗にも広く受け継がれてきました。
現代においても、多くの経営者や思想家がその精神に共鳴し、企業経営や人生の指針として重んじています。
実は、当社せらら工房のフィロソフィのひとつにも、まさにこの言葉が含まれています。
【足るを知り、日々感謝する】
——これは、私たちが単に住まいを提供する物売りではなく、
お仕事があるありがたさや、お客様がいらっしゃるありがたさを感じ、
お客様に真摯に向き合いたいと考える根底の思想です。
仕事というものは、押しつけがましくするものではなく、
何かのお役に立たせて頂くという気持ちで真摯に向き合う事が大事だと思います。
(これも私たちの社訓でもあります。)
神社やお寺は、そんな自分の気持ちが揺れたときに、自身顧みる場でもあります。
お寺や神社が好きな方がいらしたら、是非お声がけください。