こんにちは。せらら工房の佐藤です。
お盆休みもあっという間に終わりましたね。皆さんはどう過ごされましたか?
帰省したり、家族で集まったり、お墓参りに行ったり…久しぶりに顔を合わせて「やっぱりいいなぁ」と感じた方も多いのではないでしょうか。
ただ、それにしても暑かったですね!外を歩くだけで汗だく…。でも不思議と、お盆の時期って暑さも含めて「夏らしさ」を感じます。
そんなふうに季節や年月を感じるこの時期にふと思うのは、家もまた“時間とともにどう変わるかが大事だということですね。
そこで今日は「レンガの家は10年経つとどうなるのか?」についてお話したいと思います。
レンガは年月とともに表情が豊かになっていきます。雨風にさらされても色褪せるのではなく、むしろ深みを増し、落ち着いた風合いに変化していくのです。これは塗装の塗り替えや貼り替えが必要なサイディング外壁とは大きく違うのが特徴です。10年を経ても、むしろ「味わいが増したね」と言われることが多く、オーナー様からも「建てた当時よりも今のほうが好き」という声をいただきます。
築20年の事務所ですが、味わいが増してます。↓↓↓
また、レンガとタイルってどう違うの?という質問もよくいただきます。確かに遠目に見ると似ていますが、実は全く違います。
つまり、タイルは「表面を飾る素材」、レンガは「素材そのもので家をつくる」という違いがあります。
先日に伺ったオーナー様宅でも、築10年を迎えたレンガの外壁はとても美しく、重厚感と落ち着きを感じさせてくれました。
植栽や庭との相性も年月とともに馴染み、家そのものが街並みに溶け込みながらも存在感を放っている姿は、本当に素敵でした。
レンガの家は「建てた時が一番きれい」ではなく、「年月を重ねるごとに魅力を増していく家」。
この変化を楽しめる住まいこそが、レンガの家の大きな価値だと思います。
家作りをご検討の際は是非レンガの家も合わせてご検討頂ければ幸いです