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地鎮祭と地盤調査から考える、家づくりの大切な第一歩

皆様こんにちは。せらら工房の佐藤です。

本日はY様邸の地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭とは、家を建てる前にその土地の神様に工事の安全と建物の繁栄を祈願する、日本の伝統的な儀式です。

一般的には神主様をお招きして、祝詞(のりと)を奏上し、土地を清め、工事関係者や施主様とともに安全を祈ります。
工事が無事に進みますように、この家に暮らすご家族が末永く幸せに暮らせますように、との思いが込められた大切な節目です。

地鎮祭には、四方払い、土地の四隅をお清めする、刈初(かりぞめ)鍬入れ(くわいれ)といった所作を行います。これらは古来より、土地を新たに開き、家を建てることへの感謝と祈りを形にしたものです。
最近では省略されるケースも増えましたが、家づくりの始まりを実感できる貴重な機会だと感じています。

本当におめでとうございます。

さて、家づくりのスタートといえば地盤調査も欠かせません。
ここ最近、偶然かもしれませんが複数の現場で地盤調査に立ち会い、改めて大切さを実感しました。

普段は順調に終わることが多いのですが、まれに地面を掘ってみると、

  • 戦前の建築材が埋まっていたり
  • 以前の住宅の杭が残っていたり
  • がら(瓦片やレンガ片などの残材)が出てきたり

といった思わぬ状況に出会うこともあります。
こうしたことは頻繁ではありませんが、一度出会うと「続くものだなぁ」と感じることもあります。

お客様に追加のご負担となり、心苦しい限りですが、こればかりは掘ってみなければわからないのが現実です。

ただし、地盤の強度については事前に調査することで把握できます。
不同沈下や建物へのダメージを防ぐために、まず地盤調査を行って安心してから家づくりに進むことはとても重要です。

地鎮祭で土地を清め、地盤調査で足元を確かめる。
この二つは「安心して暮らせる家づくり」のために欠かせない第一歩です。

せっかくの家づくりを「建てて良かった」と心から思っていただけるよう、私たちも引き続き誠実に努めてまいります。