秋の気配を既に感じるこの頃ですが・・・
夏の暑さを忘れる前に、遮熱について、ちょっと知って頂きたく書かせて頂きました。
高気密・高断熱住宅は、冬に暖かく、冷暖房効率にも優れた理想的な住まいです。しかし、夏場には一つの課題がありました。それは、昼間に外壁が太陽の熱を蓄えてしまい、日が沈んでも室内に「輻射熱」として放出されること。これにより、せっかくの断熱性能が裏目に出て、夜になっても室内が暑く感じられる現象が起きていたのです。
古くから北海道の高気密・高断熱住宅を取り入れてきた私共としては、この問題に真正面から向き合い、「遮熱」という新しい考え方を取り入れたのが、私たちせらら工房です。弊社創業者の松本祐は著書の中でも「屋根や壁に遮熱層を設けることで、夏の蓄熱問題を根本的に解決できる」と述べています。まさに、遮熱性能は高気密・高断熱と組み合わせてこそ真価を発揮するもの。熱を“入れない”“逃がさない”“溜めない”という三位一体の性能が、四季を通じて快適な室内環境をつくり出します。
私たちの家づくりでは、屋根と外壁に遮熱シートを施工し、さらに煉瓦の外壁が遮熱・蓄熱のバランスを保ちます。煉瓦はまるでピザ窯のように熱を通しにくく、夏の直射日光をしっかり遮りながら、冬は穏やかに熱を蓄える性質を持っています。この「レンガの家」は、神奈川県や横浜市でも高く評価され、地震に強い家・塩害に強い家・メンテナンスフリー外壁として多くのご支持をいただいています。
しかし、どんなに優れた素材や理論も、施工の精度が伴わなければ本来の性能は発揮されません。せらら工房では、高気密・高断熱住宅を本当に理解した職人が、一棟一棟丁寧に手掛けます。図面の上だけでなく、実際の現場で“施工精度”を追求することが、快適な「性能住宅 横浜」づくりの鍵なのです。
夏の暑さも、冬の寒さも、どちらも妥協しない。
「遮熱」という日本の気候に寄り添った知恵が、これからの**注文住宅(横浜市・神奈川県・東京)**の新しいスタンダードになると、私たちは確信しています。
神奈川県のおしゃれ工務店として、高気密高断熱住宅のパイオニアとしての取り組みを感じにお越しになってみませんか?