かつて、日本の豊かさは「モノを持つこと」で表されていました。
昭和の時代には「三種の神器」――テレビ・洗濯機・冷蔵庫が憧れの象徴。家族が白黒テレビの前に集まり、冷蔵庫のある生活に喜びを感じた時代です。その後は自動車。かつての車のCMは「馬力」「燃費」「エンジン性能」など、モノとしての力を競う時代でした。
けれど今では、「家族でどこへ行こうか」「この車とどんな時間を過ごせるか」――車との“暮らし方”を描くCMが主流になっています。
家も同じです。かつては「マイホームを持つこと」が豊かさの証で、「家を建てる」「家を買う」ことそのものが目的でした。
けれど、今の人々が求めているのは、「どんな暮らしがしたいか」「家族とどう過ごせるか」。つまり、家という“モノ”から、暮らしという“コト”への価値転換が起こっているのです。この価値観の変化は、特に注文住宅を検討されている横浜市や東京都・神奈川県にお住まいの方々の中で顕著に見られます。
私たち せらら工房 は、地元に根ざした横浜市の工務店として、「性能」と「心地よさ」を両立した家づくりを続けています。
特に横浜市や神奈川県の環境を考慮し、性能住宅としての側面を重視しています。気密・断熱といった性能を追求するのは、単に数値を競うためではありません。例えば、横浜市で高気密高断熱住宅を実現すれば、冬の朝、家族があたたかく目覚める。夏の夜、静かな風が通り抜ける。そんな小さな幸せの積み重ねが、毎日の暮らしをやさしく包む――その「体験」こそ、私たちが提供したい“コト”の価値です。

私たちが誇るレンガの家は、単なる外観の美しさだけではありません。レンガの家は、特に地震に強い家を求める横浜市のお客様や、塩害に強い家を求める沿岸部のお客様から高い評価をいただいています。
年月を重ねるほど味わいを増し、家族の思い出とともに深まっていく「経年の物語」があります。これはメンテナンスフリー外壁という機能的な側面に加え、“モノ”としての家が、“コト”としての暮らしを支える存在へと変わっていく瞬間です。手仕事で積み上げるレンガ一つひとつに、「住む人の笑顔を守りたい」という職人の想いが込められています。
レンガの家は、神奈川県内だけでなく、東京エリアの施主様にも、その高い耐久性と美しいデザインが選ばれています。

戦後の日本は、モノの豊かさを求めて発展しました。しかしバブル崩壊以降、「モノが足りない」時代から「心が満たされたい」時代へと変わりました。現代の消費者は、“所有”より“体験”を求め、“便利さ”より“共感”を大切にしています。
せらら工房は、この流れの中で――「家というモノを売る」のではなく、「暮らしというコトを一緒につくる」パートナーでありたいと考えています。私たちが目指すのは、健康住宅として、住む人の心身の健康と日々の快適さを第一に考えた家づくりです。神奈川でおしゃれな工務店を探している方、横浜市で評判の良い工務店を求めている方にも、私たちの「コトづくり」の姿勢にご共感いただけると信じています。
横浜で工務店を人気の視点で見比べる際、完成後のサポート体制は重要な要素です。横浜市のハウスメーカーと比較しても、せらら工房ではお引き渡し後もお客様とのつながりを大切にしています。
毎年の新春交流会やクリスマスリース教室、ハロウィンパーティーなど、さまざまなイベントを通してOB施主様と楽しい時間を共有しています。でも、そこに集まってくださる理由は、「性能の良い家ができたから」ではないと思うのです。
それよりも――家づくりそのもののプロセスが楽しかったから。一緒に悩み、笑い、形にしていく過程に「思い出」や「信頼」が育まれたからこそ、「また会いに行こう」と思っていただけるのではないでしょうか。
家は完成して終わりではなく、そこから始まる“物語”があります。お客様と私たちの関係もまた、家づくりと同じように育っていくもの。それが、せらら工房の考える**「本物の家づくり」=“コトづくり”**です。
断熱や気密、素材や構造。家の性能は、もちろん大切です。
でも、私たちが本当にお届けしたいのは、その先にある**「本物の時間」**です。家族が安心して笑い合える場所、季節の移ろいを感じながら過ごせる日々、そして年月を経て“愛着”が深まっていく暮らし。
それが、せらら工房が考える「ものからコトへの家づくり」です。