
高気密高断熱住宅を建てたいものの、「どの程度の性能が必要なのだろう」「どのハウスメーカーに相談すればよいのだろう」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
高気密高断熱住宅は、外気の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい住環境を実現しやすい住まいです。一方で、ハウスメーカーによって採用している断熱工法や換気システム、UA値・C値などの性能水準は異なります。
そのため、高気密高断熱住宅を建てる際は、価格や知名度だけで判断せず、性能数値や施工実績、気密測定の有無まで比較してハウスメーカーを選ぶことが大切です。
この記事では、高気密高断熱住宅の基礎知識やメリット、高気密高断熱に強いハウスメーカー選びの注意点についてわかりやすく解説します。快適で省エネ性の高い住まいを建てたい方は、ぜひ参考にしてください。

高気密高断熱住宅とは、住宅の隙間をできる限り減らし、壁や床、屋根などに高性能な断熱材を施工した住まいです。
外の暑さや寒さが室内へ伝わりにくく、冷暖房で整えた空気も外へ逃げにくいため、一年を通して快適な室温を維持しやすくなります。
冷暖房効率の向上によって光熱費を抑えやすい点も、高気密高断熱住宅が多くのハウスメーカーで採用されている理由のひとつです。
高気密とは、壁や床、窓まわりなどに生じる隙間を減らし、室内外の空気が出入りしにくい状態を指します。
住宅の気密性能を確認する指標が、相当隙間面積を表す「C値」です。C値は、住宅全体の隙間面積を延べ床面積で割って算出し、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性能が高いことを示します。
高断熱とは、壁や床、屋根、窓などを通じた熱の出入りを抑え、外気温の影響を受けにくくすることです。
断熱性能を示す代表的な指標には、外皮平均熱貫流率を表す「UA値」があります。UA値は、住宅の外皮からどれほど熱が逃げるかを示し、数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
また、住宅の断熱性能は「断熱等性能等級(断熱等級)」でも確認できます。断熱等級は現在1〜7まで定められており、数字が大きいほど断熱性能が高く、省エネ性能にも優れた住まいといえます。

高気密高断熱住宅は、快適性や省エネ性、健康面など多くのメリットがあることから、多くのハウスメーカーで採用されています。
ここでは、高気密高断熱住宅ならではの代表的なメリットを4つご紹介します。
高気密高断熱住宅は、外気の暑さや寒さが室内へ伝わりにくく、冷暖房で整えた空気も逃げにくいことが特徴です。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を維持しやすくなり、季節を問わず快適に過ごせます。
冷暖房効率も高まりやすいため、エアコンへの負担を抑えながら、快適な住環境を実現できる点が大きなメリットです。
高気密高断熱住宅は、冷暖房効率が高いため、光熱費を抑えやすい点も魅力です。
外気の影響を受けにくく、設定した室温を維持しやすいため、過度に冷暖房を使用する必要がありません。
結果として省エネにつながるだけでなく、毎月の電気代や冷暖房費の削減も期待できます。そのため、長く住み続けるほど、高気密高断熱住宅ならではのメリットを実感しやすいでしょう。
高気密高断熱住宅は、家全体の温度差が小さくなりやすく、家族の健康維持にも役立ちます。
特に冬場は、リビングと脱衣所、トイレなどの急激な温度差を軽減できるため、ヒートショックのリスクを抑えやすくなります。
一年を通して快適な温度環境を保ちやすいことから、小さなお子さまから高齢の方まで、安心して暮らしやすい住まいといえるでしょう。
高気密高断熱住宅は、適切な断熱施工と換気計画を組み合わせることで、結露やカビの発生を抑えやすくなります。
結露が少なくなれば、カビやダニの発生を防ぎやすくなるだけでなく、柱や壁など住宅内部の劣化リスクも軽減できます。
ただし、高気密高断熱住宅の性能を十分に発揮するためには、断熱性能だけでなく、計画的な換気システムを採用しているハウスメーカーを選ぶことが重要です。

高気密高断熱住宅は、どのハウスメーカーへ依頼しても同じ性能になるわけではありません。
ここでは、高気密高断熱住宅で後悔しないために、ハウスメーカー選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。
高気密高断熱住宅を建てる際は、UA値やC値などの性能数値を公開しているハウスメーカーを選びましょう。
前述の通りUA値は断熱性能、C値は気密性能を示す指標で、どちらも数値が小さいほど性能が高いことを意味します。また、断熱等級もあわせて確認することで、住宅全体の断熱性能を比較しやすくなります。
性能を数値で示しているハウスメーカーであれば、客観的な基準で比較・検討しやすくなるでしょう。
ハウスメーカーの公開しているC値は、設計上の目標値ではなく、実際に測定した数値であるか確認することも重要です。
高気密高断熱住宅は施工精度によって気密性能が左右されるため、図面どおりに施工されているとは限りません。そのため、1棟ごとに気密測定を実施し、実測値を提示しているハウスメーカーを選ぶと安心です。
施工品質に自信があるハウスメーカーほど、気密測定を積極的に行っている傾向があり、より安心して依頼しやすいといえるでしょう。
高気密高断熱住宅について、「空気がこもって気持ち悪い」といわれることがあります。しかし、その原因は高い気密性能そのものではなく、換気計画が適切でなかったり、換気設備が正しく機能していなかったりするケースが多くあります。
高気密高断熱住宅では、気密性が高いからこそ、設計どおりに空気を入れ替える計画換気が重要です。十分な換気が行われることで、室内の空気を清潔に保ちやすくなり、湿気による結露やカビの発生も抑えやすくなります。
そのため、第一種換気や第三種換気など、それぞれの特徴を踏まえたうえで、住まいに合った換気方式を提案してくれるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
高気密高断熱住宅を検討する際は、価格の安さやランキングだけでハウスメーカーを選ばないことも大切です。
ローコスト住宅は初期費用を抑えやすい一方で、断熱性能や設備、オプションによっては希望する性能を実現できず、結果的に追加費用が発生する場合があります。また、インターネット上のハウスメーカーランキングは評価基準が異なるため、あくまでも参考情報として捉えるのがよいでしょう。
性能数値や標準仕様、保証内容、総費用まで含めて比較し、自分たちに合ったハウスメーカーを選ぶことが重要です。
高気密高断熱住宅を建てる際は、各ハウスメーカーのモデルハウスや施工実績を確認することも大切です。
モデルハウスを見学すれば、室内の温熱環境や空気感、素材の質感などを体感でき、ハウスメーカーの公表する性能数値だけでは分からない住み心地を確認できます。また、施工実績を確認することで、そのハウスメーカーがどのような高気密高断熱住宅を手掛けているか、そしてデザイン・間取りの傾向も把握しやすくなります。
あわせて担当者の説明の分かりやすさや提案力も確認し、安心して家づくりを任せられるハウスメーカーを選びましょう。

私たち「せらら工房」は、横浜・神奈川を中心に、高気密高断熱性能とデザイン性を兼ね備えたレンガの家づくりを行うハウスメーカーです。
ここでは、せらら工房が手掛ける高気密高断熱住宅の特徴をご紹介します。
せらら工房では、高い気密性能を確保するため、すべての住宅で気密測定を実施しています。
設計上の目標値ではなく、1棟ごとに実測したC値を確認しているため、施工品質を客観的に把握できる点が特徴です。
平均C値は0.3㎠/㎡と高い気密性能を実現しており、冷暖房効率を高めながら、一年を通して快適な室内環境づくりにつなげています。
せらら工房のレンガの家は、外断熱と内断熱を組み合わせた独自の断熱構造を採用しています。
硬質ウレタンフォームによる断熱に加え、遮熱通気工法やレンガが持つ断熱性・遮熱性を活かすことで、外気の影響を受けにくい住環境を実現しています。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を保ちやすく、家のどこにいても温度差の少ない暮らしが可能です。
せらら工房では、高気密高断熱仕様を標準とし、省エネ性能表示制度「BELS」で最高評価となる5つ星の住まいを提供しています。
BELSは、建物の省エネ性能を第三者機関が評価する制度であり、高気密高断熱に強いハウスメーカーを比較する際の指標の一つです。高い省エネ性能は、日々の光熱費を抑えやすいだけでなく、将来的な資産価値の面でも安心につながります。
性能にも将来性にもこだわった高気密高断熱住宅を建てたい方は、ぜひせらら工房へご相談ください。
今回は、高気密高断熱住宅の基礎知識やメリット、高気密高断熱に強いハウスメーカーを選ぶ際のポイントについて解説しました。
高気密高断熱住宅は、一年を通して快適な室内環境を保ちやすく、省エネ性や健康面など多くのメリットがあります。一方で、その性能を十分に発揮するためには、UA値やC値、気密測定の実施状況、換気計画などを総合的に確認し、施工品質にもこだわるハウスメーカーを選ぶことが重要です。
今回ご紹介したポイントを参考に、ご自身やご家族の暮らしに合った高気密高断熱住宅を建てられるハウスメーカーを選びましょう。
せらら工房では、高い気密性能と断熱性能を備えたレンガの家づくりを通じて、百年先まで安心して住み続けられる「百年健康住宅」を追求しています。
高気密高断熱のレンガの家にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。