近代ホームグループは今年で創業33年、25年前から社員大工制度を導入しました。
新卒から一人前の大工になるまで1千万円ほど掛かります。
毎年数人採用しても一人前になるまで一人残るかどうかです。
それでも社員大工に拘り育成する理由はなんでしょうか。
一人前になってもベテラン大工でも時にはお客様からお叱りを頂きます。
先日も上棟時の際にお客様からお叱りを頂き、昨日は全大工緊急会議を行いました。
社内でも現場でも決められたルールがあり、そのルールは自分たちで考えて決めたことにも関わらず、
自分たちでルールを破ることもあります。
そういう時は全員で共有し、同じ過ちを繰り返さないようにしています。
今回は全員が反省し、自分たちでルールをしっかり守っていくことを約束してくれました。
社員大工でも時間が経つと気のゆるみが出てきます。私もあります・・・
そうならない為にも先日の全職人会で職人さんたち自らテーマを掲げました。
『見て見ぬふりをしない』
自分は関係ないではなく、信頼してくれているお客様を裏切ってはいけないと全員で再確認しました。
起きたことはしょうがないが、改善しなかったらどうしょもない。
育成をした大工でも問題が起きます。教育しなかったらどうなるでしょうか。考えるだけでも恐ろしいです。
お互いに忍耐のいることだが、やりがいがあります。
目指すは日本一自慢の大工です。
二代目の松本も私も元大工出身なだけに他の会社には譲れないところです。
これからも近代ホームグループの社員大工を宜しくお願い申し上げます。