会社より車で5分のところで白レンガの家M様邸が建築中です。
今日はお客様からよく質問にされるレンガ積みの仕組みを少しだけお話します。
レンガ積みの家は木造軸組みと鉄筋入りレンガ積みのW構造となっております。
レンガの部分は一般に言う外壁材の部分です。外壁材はペタペタ本体に貼るだけか塗るだけですが、レンガ積みの場合は本体の軸組みを更に強く補強する役割を持っています。
写真は四隅の角を補強する金物を取り付けているところです。縦筋と横筋にプラスして四隅も補強することで建物全体が一体となり更に強度を発揮します。
これは段ボールと同じ原理で、四隅を補強することでとても強い箱となります。
縦筋と横筋のイメージです。↓↓↓
縦筋は一本おきに長い、短いとなっているのは同じ位置で継ぎ目をさせないことでより強い壁となります。
横筋には本体と結合させるタイという金物が細かく入っており、構造体とレンガを一体化させることで大地震にも耐えられる強い構造躯体となります。
世界初となるレンガ積みの三次元耐震実験でもはっきりと実証できました。
少し難しい説明になりましたがご理解頂けましたでしょうか。分からなかった方は直接佐藤までお気軽にお問い合わせください。