今朝の日経新聞で避難者がまだ12万人という驚きな数字が書かれていました。
6年経った今もこれだけの避難者が仮設住宅での生活を余儀なくされていることに心痛みます。
私も家づくりをするものとして安心、安全、頑丈なレンガの家を提供することが使命と考え、
日々精進してまいりたいと思います。
最近は築年数が浅いお客様がよくご来場されます。
築2年で結露があまりにも酷くて住み替えを考えているお客様や築10年で壁内がボロボロに腐っていたり、
本当に日本の住宅の弱さを感じます。特に高気密・高断熱ということを理解しないで作っている会社は酷い。
長期優良住宅も基準がなく、それぞれがやりたい放題です。
どんな家でも結露して腐っていたら大震災には耐えられません。
せらら工房のレンガの家は大地震にも耐えられるように、大工の育成から職人会での勉強会を繰り返し行っています。良くも悪くも最終的には人であることを今後も忘れることなく、被災者を出さないような家づくりを目指していくことを改めて感じさせられました。
-レンガの家- せらら工房 佐藤