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一本の電話

れんがとの出会いについては、 以前のブログでお話しました。
では、 そのあこがれのれんがの家を 実際に手がけるようになったのは「一本の電話」がきっかけでした。

平成17年(2005年)三月のある日、創業者松本の元に一本の電話がありました。
その電話を受けて、 当時積算発注部の仕事をしていた私のところへ一枚の紙をもって、飛んでこられました。

当時は、 今の近代ホームの本社の二階に、 私の所属する積算発注部ならびにデザインセンター、営業設計部がおりました。
施行管理部と、実施設計部は 隣の隣に間借りをしていた時代です。

「岡山、岡山、 れんがの家を見に行くぞ!!」

えー、れんがの家ですか?
あるホームページを覗くと、 そこにはネオンライトに映し出された、まるで、 どこか外国にいるような錯覚をおこすかのような素敵な家が飛び出してきました。
一階から二階までつながっているアーチ窓がまるで、 どこかのお城のようでした。

「すごい素敵ですね。 れんがの家って どうされたんですか?」
「いいと思わない?」
「いや すごい素敵ですね。」
「これ、うちでも建てよう!!」
「本当ですか?」

と会話がはずみ、さっそく善は急げと次の週にはプロジェクトを組み、見学にいくことになりました。
こうと決まったら すぐに行動。何事も早いのがうちの創業者のモットーでもあります。

話は 脱線しますが、 今年のグループのテーマは「スピード、スピード そして スピード」です。
迷っている間に鳥は飛んでいってしまいます。 いつ何が起きるかわからないような時代だからこその方針です。
そして、会社の社風はすぐに行動 → チャレンジです。 そして一生懸命やったなら、失敗しても怒られませんが、 ああでもない、こうでもないと文句を言いつつ何も動いていないとものすごい叱責を受けます。
そういう教育を常に受けております。 全員が特攻部隊に早代わりです。
プロジェクトチームは各部署の部署から代表が出て、早速質問事項を上げ、一週間後の訪問時には、何でもわかるようにと、 次の日から指令がでました。
そして、 その電話を受けた一週間後に、 岩手の花住ホームさんにれんがの家の見学に旅たちました。
当時、SAYYASグループでは、れんがの家を建てる仲間を探していたようです。
ともに高性能の家、FPの家をつくっていた岩手の花住ホーム千葉社長より

「近代さんも ぜひ れんがの家 手がけてみないか?」

横浜という地 赤レンガ倉庫など れんがと横浜はぴったりだという事で、はずむようなお話があったようです。
こうして、プロジェクトチームが出来上がり、訪問の準備を始めていました。
…………..つづく…………….