京都旅行記②

通称「たば散歩」と称して、建築探訪の京都編ブログの第2弾！

歴史的な建物を中心に巡ろうと思い、京都に行ってきました。

その一部を少しご紹介・・・

金閣寺！

室町幕府三代将軍の足利義満によって建てられたもので、

１３９７年（応永４年）から建設が始まり、１４０８年（応永１５年）に完成したようです。

一層は「寝殿造り」で『法水院』（ほっすいいん）、

二層は「武家造り」で『潮音洞』（ちょうおんどう）、

三層は「禅宗仏殿造り」で『究竟頂』（くっきょうちょう）と呼ばれ、

それぞれの層で異なる様式が採用されています。

東山慈照寺（銀閣寺）は、木造ニ階建の楼閣建築で、１４８９年に完成しました。

１９９４年に「古都京都の文化財」として、

「金閣寺」も「銀閣寺」もユネスコの世界文化遺産に登録されたようです。

清水寺にも行ってきました。

世界遺産で有名な清水寺ですが、現在は50年に１度の大改修工事中で、シートが掛かっていました！

本堂については2017年から2021年までという歳月を掛けて、改修工事が行われるようです。

なんと足場が木造！

景観や伝統を大事にしてでしょうか・・・足場を組むだけでも大変そうですね・・・！

（足場屋のアルインコさんならできるかな・・・！）

古くから現存する建物は、ただ建物を建てるのではなく、

自然風景も合わせた美しい“世界”を作り出すところに、日本の美意識を感じます。

そう考えると、今の日本の“建てては壊し”の住宅業界には疑問を感じざるを得ません。

修繕はやはり必要ですが、しっかりとした構造体があれば何年でも長持ちすることは可能です。

古きよきものを大切にし、長持ちする家づくりを、私たちはこれからも提供し続けていきたいと思いました。