高断熱と高気密の事をお話しましたが、実はどんなに断熱をよくして
隙間をなくしても換気がきちんとしていないとその家は結露します。
少なくとも高気密高断熱の家を何棟も手掛けた経験があればわかる事です。
性能の良い家にとって、換気システムは本当に大切な要素なのです。
このどれがかけても本当に長持ちする省エネルギーな家はできないのです。
今私たちが標準的に使っているのは第三種換気といって、強制的に空気を
捨てて自然は空気が入ってくるシステムです。外の空気が入ってくるので
確かに温度差は多少ありますが、何しろ機械そのもののつくりが単純なので
壊れにくく長持ちするので標準採用にしているのですが、先日画期的な新しい
換気システムが出来上がったというデモンストレーションがありました。
長い間 FPパネルを製造している会社にいらっしゃった技術部門の門田さんが
メーカーとコラボして開発した機械です。湿気が多いという日本の風土の特徴と
高気密高断熱の家の特徴を両方ともよくわかっているからこそ、できたシステム
です。そしてさらに進化させ煙草の煙もとるような空気清浄器もついているので
PM2.5の粉じんも花粉も除去できる機械でした。
この機械 まずは空気清浄器できれいになった空気を換気システムに通します。
その上でお部屋の中に入る前に冷たい空気を暖かくし、暖かい空気を冷たくします。
高温多湿の日本でも湿気をよばないシステムという事で、社員が参加しての勉強会
でした。
いつも新しいものを取り入れるときには検証を重ねます。快適なお家をお客様に
ご提供するためにはこのような事がとても大切だと思います。
家づくりは奥が深いです。でもこのような事を続けることこそ「品質はわが命」に
通じることだと思います。
株式会社せらら工房
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