今年は一級建築士の岩崎によるレンガの家の耐火実験を行いました。
60分間900℃のバーナーで炙って耐えられるかのテスト行います。
このテストに使う試験体は実際に現場で施工しているものと同じ仕様にします。
大きさこそ3m×3mですが、このように柱、間柱を組んだところに
現場と同様、ウレタンを吹き付けています。
ウレタンを吹き付けた後はボードを貼り付けます。
出来た試験体を窯にセットして900℃の強烈な炎で炙ります。
試験が終わり取り出した試験体を剥がしてみると
ウレタンは全く変化していませんでした。
これは優れた煉瓦の耐火性能によるもの。
ウレタンやグラスウールは断熱材、単体では防火性能ありません。
外側にサイディングや煉瓦を設け、内側に石膏ボードなどを貼り
一体の壁になって初めて防火性能を発揮できるものなのです。
近代ホームグループでは、これまで2回、合計8体の試験体を使って
ウレタン断熱材を採用した外壁煉瓦壁の耐火性能を実証してきました。
その結果で30分防火壁、45分準耐火壁の大臣認定を受けています。
今年末には60分耐火壁認定取得のご報告が出来ると思います。
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