最近、世間を騒がせている、アパート会社による施工不良問題。
以前から壁の薄さで話題になることもありましたが・・・
建築基準法の規定を満たさない(屋根裏に防火のための「界壁」が存在しない)アパートが次々と見つかり、
全棟検査をしたところ、施工不良のアパートは1324棟。
何らかの不備が見つかった建物は約1万棟にもなったようです。
天井の耐火性能を満たさない物件に住む7782人は危険性が高いと判断して3月末までに引っ越し要請。
影響が及ぶ入居者は1万4443人にも。。
入居者やオーナーの方の気持ちを考えると、同じ業界として私たちもいたたまれません。
ついこの間、せらら工房で開催した「住まいの勉強会」の講師として、
お越しいただいた岩山健一先生(日本建築検査研究所)も、
2月11日にTBS「ビビット」に出演されてコメントしていました。
(写真一番左が岩山健一先生)
施工不良の原因はとにかく「安く」、「早く」したことから起きたようです。
行政検査機関は設計図のみ確認。オーナーは業者任せになっていることで見抜けなかったようです。
一見すると、「安い」「早い」、あわよくば「値引き」はお客様からしたら喜ばしいことかもしれません。
しかし、その実態は・・・?と考えると、恐ろしいですね。
岩山健一先生のセミナーでは、
「大手ハウスメーカーは各テレビ業界のスポンサーだから、公表できない裏事情が沢山ありすぎる」・・・と仰っていました。
何年も前にあった姉歯事件もそうですが・・・
今回の問題が露わになることによって、
業界的に改善され、認定機関の指導体制も厳しくなることで
日本の住宅業界が見直されることを願います。
住宅は昔から「3回建てないと満足できる家に辿り着けない」といわれています。
私たちせらら工房は、36年も前のグループ創業時から、
建てて後悔するような家を1件でも多く減らしたい、という思いを持ち続けています。
そうして誕生したのが「百年健康住宅」。
もちろん、すべて100点満点ではありませんが、日々改善を繰り返してレンガ積みの家を手掛けるようになり、
ありがたいことに多くのお客様からご支持をいただくようになりました。
家を「売る」のが得意な会社は世の中にたくさんありますが、
私たちは家を「つくる」専門家として、ありたいと思います。
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株式会社せらら工房
神奈川・東京で本物のレンガ・ブリックで建てる一戸建て・注文住宅はせらら工房へ。
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