先日 欧瑠璃会の研修会で講演頂いた加藤様のお話を紹介しました。
ここでもう少しご紹介したいと思います。
加藤様の書かれた書籍の中に
このようなものがあります。
昔徒然草の中の一編に
「家は夏を旨とすべし」
家の作りようは、夏をむねをすべし
とあります。
これは家を作るときには、夏の住みやすさを優先して作るのが良い。冬はどんな所でも
住める。でも暑い時に、住み心地の悪い家は、堪え難い程住みにくい。
吉田兼好が、「日本は雨が多く湿度が高いという事を考えて、家をつくりなさい」と
アドバイスしていると言われている。
木の文化である日本の家にとっての大敵は湿気 つまり 腐りである。
夏、梅雨の頃、 風通しが悪いと 空気がとまってしまいます。 風通しの良い家を
つくれば、木が呼吸できますよ。 そんな家がいい家ですよ。 と
そして現代盤 徒然草
「夏も冬も旨とす。 適・健康住宅」
家と人NET リバープレス社
この本のカスタマーレビューには
消費者が賢くならなければ、いい家は持てない
とありますが、坪いくらの世界感でもなく、 大型家電メーカーの家という世界感でもなく
本当にきちんとしたしっかりとした家を
見る目
をぜひ皆さまにもって頂きたいと思います。またそのような見極めのポイントや方法など
もしご興味があれば、何でもお話したいと思います。