レンガ職人、日本ではあまり聞かない職人さんですね!
弊社でレンガ工を担当する職人さんは遠い中国から来ています。
えっ!中国人!!大丈夫??と思う方は今時いないと思いますが・・・
皆様もご存じの通り中国の建築ではレンガが主としています、あの有名な万里の長城(世界遺産)もレンガで造られています。
中国から来て頂く方は期間が3年しかありません、だから皆さん一所懸命仕事してくれます。
毎年面接で社員が中国に行っています、私も以前行かせて頂きました。
実務の試験は勿論ですが、実際に採用したい方のご自宅まで家庭訪問します。
そこで家族や親せきの方とお話をしたり、どんな生活をしているかなどを見てきます。
みなさん試験や面接で苦労して苦労してやっとのことで日本に来られます、弊社としても大事なお客様、大事なレンガ積み、仕事が出来るのは当たり前ですが、その上まじめで人間性も重視して採用します。
そんな彼たちと限られた3年間を仲間として一緒に仕事が出来ることを誇りに思っています。
毎年帰られる方と新しく来られる方、皆本当にいい方ばかりです。
今年帰られた3人も私たちに沢山のレンガの家を残してくれました・・・
写真の一番右は帰りません↑
彼たちも逆に国境を越え日本で沢山の歴史あるレンガの家を造ったことで誇りに思うと・・・言って帰って行きました・・・
また、言葉も分からない自分たちに担当する現場のお施主様、社員のみなさん、そして日本人には悪い人がいないと・・・
今は国の制度で3年間しかいられないがいつか制度が変れば絶対に戻って日本でもう一度働きたいと皆口をそろえ言っていました。
3年間はあっというまですね・・・
やっと皆と分かち合えると思っていたら・・・もう帰るときが・・・
今まで彼たちが作ったレンガの家きっと皆に愛され、大事に住んで頂けると信じています。
本当にありがとう・・・