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レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくりをプロが解説

レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくりをプロが解説。

レンガの家は、一度建てれば100年住めるといわれる、非常に頑丈な建物です。そのため、新しく家を建てるにあたって、レンガの家を検討している方も多いでしょう。
しかし、レンガの家には少なからずデメリットがあります。そのため、建ててから後悔しないかどうか気になって、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、レンガの家のデメリットと、後悔しないための家づくりのポイントについて、詳しく解説します。
記事の後半では、おしゃれな施工実例もご紹介するので、レンガの家を建てるか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

レンガの家とは

レンガの家とは、外壁や室内の壁などの建築材にレンガを使用している家のことです。レンガは耐熱性・耐火性・耐震性に優れていて、非常に歴史が長く、紀元前から人々の暮らしを支え続けています。
レンガというと、地震が起きた際に崩れないか心配な方も多いでしょう。実際、昔のレンガの家は耐震性に難があるというデメリットがありました。しかし、最近では木造軸組工法やレンガ内部に鉄筋を通す技術を使い、十分な耐震強度を持つレンガの家が建築できるようになりました。
レンガの家は、外壁のメンテナンスが不要だったり、耐熱・蓄熱性能が高かったりと、木造や鉄筋コンクリートの家とは異なるメリットがあります。そのため、近年ではご自宅をレンガの家にする方が増えてきています。

レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくりをプロが解説。レンガの家とは。

横浜市泉区 レンガの家の施工実例

 

レンガの家で後悔してしまうデメリットの要素とは

レンガの家は近年人気を集めていますが、建築にあたっていくつかのデメリットがあるので注意が必要です。デメリットを事前に理解しておけば、後悔のないレンガの家を実現できるでしょう。
ここでは、レンガの家の代表的なデメリットを5つ確認していきます。

レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくり。レンガの家で後悔してしまうデメリット。

横浜市栄区 レンガの家の施工実例

 

デメリット① 外壁が丈夫でリフォームが難しい

レンガの家は、外壁が丈夫なので、後々リフォームをするのが難しい点がデメリットとして挙げられます。
レンガの家の外壁は、1つひとつのレンガを積み上げ、その間をモルタルなどで固めていきます。また、近年の耐震性を高めたレンガの家では、レンガ同士を鉄筋で繋ぐため、さらに高い強度が保たれています。
そのため、壁を取り除いて間取り変更したり、増築したりといったリフォームを後年実施しようとすると、その壁の丈夫さがデメリットになる可能性があります。
大がかりなリフォームを行わない限りは問題ありませんが、先々リフォームの可能性がある場合は、事前に注意しておきましょう。

 

デメリット② 夜間に室内が暑くなりやすい

レンガの家は、夏の夜間に室内が暑くなる可能性が高い点もデメリットの1つです。
レンガは蓄熱性が高く、暑い日中は外の暑気を吸収してくれます。しかし、吸収された熱はおおよそ8~10時間で放出されるので、夜間の室内が暑くなりやすいです。
近年では夏場の気温上昇から、室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。そのため、夜間も快適に過ごせるよう、室内の空気を逃がすよう通気の工夫をしたり、各部屋に冷房設備を設置したりといった工夫が求められます。

 

デメリット③ 一般的なハウスメーカーでは施工が難しい

レンガの家は、一般的なハウスメーカーでは施工が難しい点もデメリットです。
レンガの家は木造や鉄筋コンクリートの家と比べて、施工の難度が高くなります。そのため、レンガを扱える職人さんを擁していないハウスメーカーも多く、施工を断られることもあります。
また、一括りにレンガの家といっても、その仕上がりは職人の腕によって大きく変わります。そのため、長年暮らしていくレンガの家を任せるにあたっては、レンガの扱いに長けた信頼できる業者を選定することが重要だといえるでしょう。

 

デメリット④ 工期が長くなり、価格が高額になりやすい

レンガの家は、一般的な家より工期が長く、価格が高額になりやすい点もデメリットとして考えられます。
十分な耐震性を備えたレンガの家を建てるためには、まず構造部分を木造で作り、その外側にレンガを積んでいきます。そのため、非常に多くの手間がかかり、各レンガを固着させるモルタルの乾燥時間もあるため、木造や鉄筋コンクリートの家より工期が長くなりやすいです。
また、1つひとつのレンガを積むにも熟練の職人技が求められるため、人件費などから工事費用も高くなります。そのため、レンガの家の建築を検討するうえでは、あらかじめ工期や費用がどれくらいかかるか、業者に詳しく確認しておくとよいでしょう。

 

デメリット⑤ 中古のレンガの家は耐震性に注意が必要

費用を抑えるなどの理由から、レンガの家を中古で購入しようか検討する人もいるでしょう。しかし、中古のレンガの家は耐震性が弱いというデメリットがある可能性が高いので、注意が必要です。
現在の技術で建てるレンガの家は、レンガ内部に鉄筋を通しているため、高い耐震性が確保されています。しかし、昔建てられて鉄筋が通っていないレンガの家の場合、強い地震が来たら崩れてしまう可能性があります。
そのため、もし中古で魅力的なレンガの家の物件が見つかった場合は、購入前に鉄筋の有無など、詳細を不動産会社に確認するようにしましょう。

 

後悔しないためのレンガの家づくりのポイントとは

ここまで、レンガの家のデメリットを詳しく確認してきましたが、その多くは工夫次第で最小化できます。
ここでは、後悔しないためのレンガづくりのポイントを、全部で3点ご紹介します。これからレンガの家を建てようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくり。後悔しないレンガ造りの家のポイント

鎌倉市 レンガの家の施工実例

 

後悔しないポイント① 長年使い続ける想定で間取りを決める

レンガの家づくりで後悔しないポイントの1つ目は、長年使う想定で間取りを決めることです。
先述の通り、レンガの家にはリフォームがしづらいというデメリットがありました。しかしそれは、それくらい外壁が頑丈だというメリットの裏返しです。外壁を取り壊すようなリフォームをしなければ、100年単位で長く済み続けられます。
そのため、レンガの家を建築する際は、将来的なライフスタイルの変化や家族の増減などを踏まえたうえで、間取りを検討しましょう。

 

後悔しないポイント② 十分な空調設備を整える

レンガの家づくりで後悔しない2つ目のポイントは、十分な空調設備を整えることです。
レンガは蓄熱性が高いため、夏場は夜間に部屋が暑くなりやすいデメリットがありました。各部屋にエアコンなどを設置しておけば、そのようなデメリットは解消され、快適に過ごせるようになります。
また、気温が極端に高いときを除けば、レンガの蓄熱性によって、レンガの家の室内は快適な温度に保たれます。その結果、通年で見れば空調の使用頻度はそれほど高くならないので、電気代の点でも安心できるでしょう。

 

後悔しないポイント③ 施工経験の豊富な業者に依頼する

レンガの家づくりで後悔しないためには、施工経験の豊富な業者に依頼することも重要なポイントです。
レンガの家を建てるには熟練の技術が必要なので、不慣れな業者に依頼するとデメリットが多くなります。その一方、しっかりした技術を持ち、実績豊富な業者であれば、デメリットより多くのメリットを享受できるでしょう。
たとえば弊社「せらら工房」では、創業以来「百年健康住宅」を合言葉に、品質や性能にこだわりを持ってレンガの家づくりに取り組んでいます。
これまでに豊富な施工実例もありますので、レンガの家づくりにご興味のある方は、ぜひ「せらら工房」にお任せください。

 

レンガの家は自作できる?

レンガの家をDIYで自作できるか試したい人もいるでしょう。
単にレンガを積み上げるだけであれば自作も可能ですが、住宅サイズのものは労力的にもクオリティ的にも自作は困難です。

綺麗に積み重ねたり、耐震性を持たせたりなど、できるだけプロの職人に任せることをお勧めします。
自作は物置小屋程度の小さな建物にしておくと、デメリットを最小限に抑えられます。

 

おしゃれなレンガの家の施工実例

最後に、これまでに「せらら工房」が手掛けた、おしゃれなレンガの家の施工実例をご紹介します。
どの実例にもこだわりが詰まっており、デメリットよりメリットが強く実感されるレンガの家に仕上がっています。
これからレンガの家の建築を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくり。セララ工房が手掛けたレンガの家の施工事例をご紹介。

藤沢市 レンガの家の施工実例

 

おしゃれなレンガの家①

こちらの実例は、ビルトインガレージのある3階建てのレンガの家です。
タスマニアレンガとモールディングを採用し、イギリス住宅風のおしゃれな外観に仕上げました。1階部分にはビルトインガレージを設けることで、自動車の安全性も確保されています。

東京都渋谷区 レンガの家の施工実例
外観に赤レンガを使用しているのとは対照的に、内装にはイエローやホワイトなどの明るい色を取り入れています。それにより、輝くように明るく、居心地の良い環境が実現しています。

レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくり。ビルトインガレージのあるレンガの家の施工事例をご紹介。

藤沢市レンガの家の施工実例

 

おしゃれなレンガの家②

こちらの実例は、歴史ある洋館のように仕上げられたレンガの家です。
外壁に照明を取り付け、夜間に美しくライトアップできるようにしています。美しくライトアップされたレンガは、見る人に安らぎを与えます。
また、建物だけでなく、家の前にもレンガが敷かれていて、まるでヨーロッパにいるかのような異国情緒を感じさせます。
レンガの家のデメリットは? 後悔しないレンガの家づくり。レンガの家の施工事例をご紹介。
横浜市港南区 レンガの家の施工実例

内装は壁と床を白で統一し、外とはまた違った雰囲気に仕上がっています。家具や調度類の雰囲気もあり、おしゃれで居心地の良い住空間が実現されています。

 

まとめ

今回は、レンガの家のデメリットについて、詳しく確認してきました。
レンガの家には、外壁が丈夫でリフォームが難しい、夏場の夜に暑くなりやすいなどのデメリットがありますが、これらは工夫次第でメリットにも転ずる特徴です。
今回ご紹介したことを参考に、デメリットを事前に認識し、後悔のないレンガの家を建てていただければ幸いです。

弊社「せらら工房」では、横浜市を中心に、100年経っても安心して住める本物のレンガ積みの家を数多く手がけています。
施工実例を実際にご覧いただけるモデルハウスもご用意しておりますので、レンガの家にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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