レンガの家は、その見た目のおしゃれさや耐久性の高さから、新築マイホームの選択肢として人気を集めています。
しかし、レンガの家を建てて後悔したという声も一定数あり、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、レンガの家で後悔するパターンにはどのようなものがあるかについて、詳しく解説していきます。また、それらの後悔パターンを踏まえた、失敗しないレンガの家づくりのポイントについてもご紹介します。
レンガの家づくりで後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
レンガの家とは、レンガを使用して建てられた住宅のことです。
レンガは耐久性の高い素材であるため、一度経てれば100年以上にわたって長く住み続けられます。また、現代建てられるレンガの家は、中に鉄筋を通したり、基礎部分を木造で作ったりすることで、耐震性の高さも確保されています。
レンガの家は見た目もエレガントでおしゃれなので、後悔のないマイホームの選択肢として、近年高い注目を集めています。
レンガの家を建てる際、自作しようか検討する人もいるかもしれませんが、おすすめはできません。
その理由は、1つひとつレンガのサイズが微妙に違っているため、素人が積み上げただけでは、高い強度を確保できないからです。仮に自作できたとしても、地震などで崩れる可能性が高く、後悔する原因になります。
安心して住み続けられるレンガの家にするには、高い技術を持った職人を擁する、専門業者に依頼するのが確実だといえるでしょう。
ここでは、レンガの家で後悔する原因となる、5つのパターンをご紹介します。
せっかく建てたレンガの家で後悔しないために、ぜひ参考にしてください。
レンガの家を建てる際、価格と工期で後悔するパターンがあります。
レンガの家は、1つひとつのレンガを職人が丁寧に積んでいきます。また、基礎部分を木造で作るため、レンガ部分と木造部分とで2倍の手間がかかります。
そのため、木造や鉄筋コンクリート造の場合と比べて、価格が高く工期が長くなりやすいのです。
なるべく安い金額で、早くマイホームを手に入れたい場合は、この点に注意しておく必要があります。
なお、価格面が気になる場合は、賃貸併用住宅という選択肢もあります。賃貸できるスペースを用意した自宅を建築し、家賃収入を得るという方法です。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
>> https://serara.jp/lp/
レンガの家を建てるにあたって、施工業者選びで後悔するパターンもあります。
レンガを使って家を建てるには、高い技術力が要求されます。そのため、地域の工務店や大手ハウスメーカーなどが、レンガの家の建築に慣れていなかったり、そもそも建築する技術がないケースがあります。
レンガの家を建てる際は、高い品質で建てられる施工業者を選ぶのにそれなりに時間がかかります。しっかりとした施工業者に依頼しないと、後悔に繋がりかねないので注意しましょう。
レンガの家を建てたものの、夏の夜間が暑くて後悔するパターンもあります。
レンガは蓄熱性が高い素材なので、夏の日中は暑気を吸い取ってくれます。しかし、その暑い空気が8～10時間後に放出されるので、夜間はかえって室内が暑くなる可能性があります。
しかし、このデメリットは、断熱材や遮熱材を使って建築することで対策が可能です。建築後に部屋の暑さで後悔しないよう、快適な室内空間を維持できるノウハウを持った業者に依頼することをおすすめします。
レンガの家を中古で購入して、耐震性に不安を感じて後悔するパターンもあります。
現代のレンガの家は、例えばレンガの中に鉄筋を通したり木造軸組工法にしたりして、高い耐震性が確保されています。
しかしレンガの家に限りませんが、古い住宅の場合、そのような対策が取られていなかったりして、現代の基準で見ると耐震レベルが低い水準である可能性があります。
そのため、中古で住宅を購入する際は、レンガの部分はもちろん、基礎や構造について、後悔しないように詳しい工法や耐震性を不動産会社に詳しく確認するようにしましょう。
レンガの家を購入したものの、リフォームができなくて後悔するというパターンもあります。
レンガの壁は、一度積み上げると後から崩すのが難しいです。そのため、施工後に間取りを変更したいと思っても、希望通りのリフォームができない可能性があります。
レンガの家で長年後悔なく住み続けるためには、その辺も加味して間取りなどを考えていく必要があります。そのため、レンガの家づくりに慣れた施工会社に相談することをおすすめします。
レンガの家づくりで後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、後悔しないレンガの家を建てるためのポイントを、4つ厳選してご紹介します。
後悔なくレンガの家を建てるためには、資金とスケジュールに余裕を持っておくことが重要です。
ケースバイケースですが、レンガの家の坪単価のボリュームゾーンは、70万円以上が相場と少し高めです。また、もともとの工数が多いことに加え、雨などの天候不良があると、工事が長引く可能性があります。
しかし、一度建ててしまえば、ほとんどメンテナンスをする必要がなく、長年快適に住める理想のマイホームが手に入ります。そのため、資金とスケジュールには余裕をもって家づくりに臨み、後悔しないようにしていきましょう。
レンガの家で後悔を減らすためには、長く使う想定で間取りを決めることもポイントです。
前述の通り、レンガの家は非常に丈夫なので、後からの間取り変更が難しいです。
しかし、住宅自体の劣化は非常に少ないので、住み心地改善のために行うリフォームはほとんど不要だといえます。
そのため、子供世代、そして孫世代まで含めて100年は使えるよう、普遍的な設計で建築すれば、間取りに関する後悔は払拭できるでしょう。
レンガの家で後悔しないためには、外見のおしゃれさだけで決めるのではなく、断熱性・遮熱性の対策が取られていて、日々の暮らしが快適になるかどうかの確認も重要です。
レンガは素材特性上、溜め込んだ外気が放熱され、夜間に室内の温度が変わりやすいです。しかし、壁に断熱材を仕込んだり、天井に遮熱シートを入れたりすることで、1年中快適に過ごせるようになります。
そのため、レンガの家の建築を依頼する際は、断熱性と遮熱性について、具体的にどのような対策が取られているか、入念に確認しましょう。
レンガの家での後悔を最小化するには、施工実績豊富な業者に依頼するのが確実です。
レンガの家は施工自体に熟練の技術が必要であることと、施工実績が多いということは、間取りや設計の面でもたくさんの提案ができるでしょう。
家族の理想を形にするには、設計・施工の面でそれなりの豊富な実績が必要です。
たとえば「せらら工房」の場合、「百年健康住宅」を合言葉とし、高品質なレンガの家を数多く手がけてきました。
ラグジュアリーな空間づくりのほか、冷房や暖房のエネルギーコストを抑えても快適な暮らしがおくれるよう、数多くの工夫が施しています。
後悔のないレンガの家を建てたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後に、レンガの家を専門とする「せらら工房」がこれまでに手掛けた、おしゃれなレンガの家の施工実例を4つご紹介します。
レンガの家づくりで後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
こちらの実例は、三角屋根の堂々としたフォルムがおしゃれなレンガの家です。
赤とブラウンのレンガを効果的に使用し、存在感のある佇まいに仕上がっています。また、門柱もレンガ積みにすることで、全体に統一感が生まれています。
リビングは吹き抜けになっていて、広々と過ごしやすい空間になっています。窓から差し込む光と床暖房で、寒い冬でも温かく快適に過ごせます。
こちらの実例は、赤レンガと緑のコントラストが美しいレンガの家です。
玄関前のアプローチはディテールにこだわり、美しく落ち着いた印象に仕上がっています。また、門扉をアイアン製にすることで、全体の印象を引き締めています。
内装は、自然素材に囲まれた、居心地のよい大空間に仕上がっています。
家具の色味を梁や扉と揃えることで、全体にモダンな統一感が生まれています。
こちらの実例は、シンメトリーの特徴的な屋根が美しいレンガの家です。
外壁には淡い色のレンガを採用し、庭の芝や木の門柱など、自然と馴染む雰囲気に仕上がっています。また、屋根には太陽光パネルを設置し、家計にも優しい住宅になっています。
リビングに面した大型の窓を開けると、そのまま開放感のあるバルコニーに出られます。
明るい陽射しの中、のびのびとくつろいだ時間を過ごせる素敵な空間です。
こちらの実例は、外壁に赤レンガを採用した、シンプルながらもモダンな印象でおしゃれなレンガの家です。
赤レンガに加えて、部分的に濃いブラウンのレンガも取り入れることで、全体が間延びせずスッキリした印象に仕上がっています。
玄関アプローチにはライトが設置されていて、夜間に帰ってきた家族に落ち着きを与えてくれます。また、凹凸のあるレンガの質感が照らし出され、一層おしゃれな雰囲気を味わえるでしょう。
今回は、レンガの家で後悔するパターンと、後悔しないためのポイントについて、詳しく確認してきました。
レンガの家で後悔する可能性は、資金と時間に余裕をもち、信頼できる施工業者に依頼すれば、限りなくゼロに近づけられます。今回ご紹介したことを参考に、100年以上住み続けられる、後悔のないレンガの家を実現していただければ幸いです。
「せらら工房」では、横浜市を中心に、100年経っても安心して住める本物のレンガ積みの家を数多く手がけています。
施工実例を実際にご覧いただけるモデルハウスもご用意しておりますので、レンガの家にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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