せらら工房の神谷です。
先日みなとみらいのマリンアンドウォークへはじめて行ってきました。
「海沿いの倉庫街に街路をつくり、そこにいるだけで上質な時間を過ごせる空間を提供する」
というコンセプト通り、赤レンガ倉庫を意識した意匠の街路は、歩いているだけでテンションが上がりました。
目的はランチだったのですが、平日の昼間でも賑わっていました。
もちろんそのあとは近くの赤レンガ倉庫へお散歩に行きました。
赤レンガの街並みは観光地としてその存在感を放っていましたが、我々横浜市民が行っても同様に、上質な時間を提供してくれました。
赤レンガという素材の、時代を超えた魅力を感じたひとときでした。
さて、倉庫として活用された赤レンガ。
それは当初は見た目の魅力よりも、その性能により使われたのでしょう。
暑い夏が続いています。高温多湿な日本の風土において、壁体内の結露は目に見えない分、本当に怖いと思います。
もちろん適切に通気層をつくることが最も大切ですが、以前夏型結露の研究をしていたときに、通気層の外側の外壁材自体に断熱性能があればいいのになーと思っていました。
外壁材でレンガほどの断熱性能があるものは、なかなかないと思います。
レンガ積みの家が見た目の美しさだけに止まらず、建物やそこに住んでいる人を長きにわたってしっかりと守るということが、せらら工房の一員として非常に嬉しく思います。
