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横浜市で洋風の家を検討中の方へ|施工事例やメリットをご紹介

横浜市は歴史のある建物や観光スポットが多く、新築住宅を建てる場所としても人気があります。さまざまなタイプの新築住宅のなかでも、横浜市の異国情緒ある街並みとマッチする、洋風の家が気になる方も多いでしょう。洋風の家を建てることには多くのメリットがありますが、一方では注意点もあるため、特徴を理解したうえでデザイン・間取りを決めていく必要があります。

今回は、洋風の家のメリットや施工事例を中心に紹介します。横浜市内で洋風の家を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

洋風の家とは

洋風の家とは、西洋の建築様式を取り入れた住宅です。日本の伝統的な住宅とは異なり、洋風の家は間取り・外観・内装デザインなどに西洋的な要素が取り入れられています。

洋風の家は通常の住宅と比べると、開放的な空間の多いことが特徴です。天井の高さを大きく設けるなど居住空間を広々と設計するため、開放感あふれる気持ちの良い生活を楽しめます。外観ではレンガや石の外壁、切妻屋根、ベイウィンドウなどの西洋建築らしい要素がみられ、内装においても壁紙や床材にタイルを使用するなど、ヨーロッパ風のデザインが取り入れられています。

 

和風の家との違い

和風の家との違いについて、以下の3つの観点から解説します。

  • 工法
  • 外観・デザイン
  • 間取り

洋風の家を建てるまえに、これらの違いを理解しておきましょう。

 

工法

洋風の家と和風の家では工法に大きな違いがあります。和風住宅は木造建築が中心で、柱に梁を組み合わせて建てる「木造軸組工法」がおもに用いられます。一方、洋風住宅では壁や天井の面を作って配置しながら組み立てる「木造枠組壁工法」が使われています。

和風住宅の木造軸組工法は、設計の自由度が高くリフォーム・リノベーションに対応しやすい点がメリットとして挙げられます。しかし、木材の加工・組み立てに高度な技術を要するため、工期が長くなりやすいことがデメリットです。

一方の洋風住宅で用いられる木造枠組壁工法は、工場生産された部材を組み立てる方式が一般的です。そのため、工期を短縮できるというメリットがあります。

 

外観・デザイン

洋風住宅の外観は、ヨーロッパを起源とする建築様式の影響を色濃く受けています。代表的なものとしては、レンガや石造りの外壁・切妻屋根・ベイウィンドウ・装飾的なエントランスなどが挙げられます。一方の和風住宅は、木造建築ならではの素朴な佇まいで、瓦屋根・縁側・土壁・障子戸などの要素が特徴的です。

両者は内装デザインも大きく異なります。洋風住宅の内装は、タイルなどのヨーロッパ風のデザインや素材が多く取り入れられています。対して和風住宅は、畳・障子・押入れなどの日本古来の住文化を反映した要素が目立ちます。

 

間取り

洋風住宅の間取りは、西洋的な生活様式を反映しています。室内を細かく仕切らず、吹き抜けや高い天井などを採用して開放感あふれる空間に仕上げています。

一方で和風住宅は、部屋ごとに細かく空間を仕切った間取りが多く存在します。柱や梁の見せつけなど、木造建築ならではの意匠も楽しめる点も特徴です。また、和室と洋室を組み合わせた間取りも増えつつあります。

 

洋風の家におけるデザインの種類

洋風の家のデザインは、大きく5種類に分けることができます。

  • 北欧
  • 南欧
  • イタリアネイト
  • スパニッシュ
  • ブリティッシュ

それぞれスタイルが異なるので、自分の好みに合ったデザインを取り入れましょう。

 

北欧

北欧デザインの洋風住宅は、ナチュラルでシンプルな雰囲気が特徴的です。白を基調とした内外装に、木材を多用したナチュラルテイストのインテリアが組み合わされています。機能美を重視しており、生活の質を高める合理的で実用的なデザインが追求されています。

また、北欧は冬が長いため、短い日照時間に日差しをたくさん取り込めるよう、大きな窓を配置しています。明るい室内には、北欧特有のビビッドな色合いのインテリア小物も良く映えます。

 

南欧

南欧風の洋風住宅では、まず、まぶしい太陽と地中海をイメージさせるデザインに目をひかれます。外観は白い漆喰壁や赤煉瓦の屋根が基調となり、アーチ型の窓、ベランダなどが彩をそえます。中庭が設置されることも多く、開放的な空間も特徴のひとつです。

内装は、テラコッタのタイル張りの床・石造りの壁・木製の梁や格子が多用されています。家具もアンティークを思わせるナチュラルな素材が好まれます。南欧らしい暖かみのある色使いとシンプルでカジュアルなスタイルが魅力です。

 

イタリアネイト

イタリアネイトの洋風住宅には、16世紀から18世紀にかけてのイタリアルネサンス様式が反映されています。デザインは重厚で格式が高く、外観には大理石を用いたり、円柱などの古典的な造形美を取り入れたりします。

内装は壁面装飾や大理石の床など、高級感のあるつくりが特徴です。家具、什器にも手の込んだ細工が施され、ゴージャスかつ優雅な雰囲気を演出します。

 

スパニッシュ

スパニッシュスタイルの洋風住宅は、スペインの影響を色濃く映しだしたデザインが特徴的です。赤煉瓦の屋根やストローで白く塗られた外壁、アーチ型の開口部、パティオや細工の施された鉄格子などは、スパニッシュスタイルの象徴的な要素です。

家具は木製のナチュラルな素材が中心で、鮮やかな色の織物や陶器など、南欧らしい暖かみのある素材が好まれます。開放的で落ちついた雰囲気が魅力です。

 

ブリティッシュ

ブリティッシュの洋風住宅は、伝統的な英国スタイルである赤煉瓦造りの外壁、切妻の屋根が印象的です。ベイウィンドウや装飾的なエントランス、チムニーなどもブリティシュスタイルを象徴する要素です。

内装は、英国アンティーク調の家具やれんが造りの暖炉、木製のライブラリーなどがしつらえられ、クラシカルで重厚感のある空間が広がります。壁紙や織物にも伝統的な模様が用いられ、上品で気品ある雰囲気を醸し出します。ブリティッシュスタイルならではの格式・品格が感じられるデザインです。

 

洋風の家を建てるメリット

洋風の家を建てるメリットとして、以下の5つが挙げられます。

  • 家具が選びやすい
  • リビングが開放的で広い
  • 大きな家具が置きやすい
  • ヨーロッパ風のおしゃれな外観にできる
  • インテリアの幅が広がる

このようなメリットに魅力を感じる方は、洋風の家がおすすめです。

 

家具が選びやすい

​​洋風の家のメリットのひとつは、家具が選びやすいことです。国内で販売されている家具の多くが洋風デザインを取り入れています。

和風の家だと雰囲気に馴染まず、部屋と家具に違和感が出てしまうことも多いですが、洋風の家であれば多くの家具と雰囲気がマッチしやすく、コーディネートの幅も広がります。

 

リビングが開放的で広い

洋風の家は、広々としたリビングスペースが特徴的です。柱がないため空間に開放感があり、家族みんなが集まってくつろげる空間が生まれます。

一方の和室は間仕切りが多く、外とのつながりを感じづらいというデメリットがありますが、洋風の家では大きな窓や吹き抜けなどを設けて外の景色を取り込むなど、開放感を演出しやすくなります。

 

大きな家具が置きやすい

洋風の家の魅力は、大型の家具でもゆとりをもって配置できることです。リビング・ダイニングを広く設計するケースが多いため、3・4人掛けの大型ソファや大きなダイニングテーブル、大型ドレッサーなどをあわせて設置できます。

天井の高さも洋間の方が和室より高めに設計されているので、背の高い家具でも気兼ねなく置ける点も魅力です。キングサイズのベッドや大型タンスなど、寝室家具も無理なく配置できます。

 

ヨーロッパ風のおしゃれな外観にできる

洋風の家の最大のメリットとして、ヨーロッパ風の洗練されたおしゃれな外観を実現できることが挙げられます。白い塗り壁にレンガ・石造りのアクセント、切妻屋根、ベイウィンドウやアーチ型の開口部など、さまざまなデザイン要素を取り入れることが可能です。

南欧風なら青空に映える白い外壁と赤い屋根、北欧風ならナチュラルな木目調の外壁など、外観デザインもさまざまです。さらに、エクステリアや庭なども含めた幅広いコーディネートができるため、和風住宅に比べてデザインの幅が格段に広がります。

 

インテリアの幅が広がる

洋風の家は、内装のインテリアデザインについても和風住宅に比べてはるかに選択の幅が広がります。南欧風ならフレスコ画のようなアーチを取り入れ、イタリアネイト風ならゴージャスで重厚な大理石の床や壁を採用するなど、さまざまなスタイリングが可能になります。

照明器具や家具についても、ブランドや素材を選ぶ自由度が広がり、クラシカルなものからモダンなデザインまで好みに合わせて選べます。インテリアの細部にまでおしゃれを追求できるのが洋風の家の大きな魅力です。

 

洋風の家をおしゃれに仕上げるポイント

洋風の家をおしゃれに仕上げるポイントとして、以下の3つが挙げられます。

  • 本物の海外住宅と同じ素材を使う
  • 内装と外観のコンセプトを統一する
  • 土地を広く確保する

洋風の家をおしゃれに仕上げたい場合は、これらのポイントを参考にしてください。

 

本物の海外住宅と同じ素材を使う

洋風の家をおしゃれに仕上げるには、本物の海外住宅と同じような素材を使うことが重要です。外観にレンガ・石・タイル・漆喰など、本場の材料を取り入れることでよりオーセンティックな雰囲気が出せます。

内装には木製の床材やドア、石材の壁など、本物の素材を用いてデザインを表現することがカギとなります。合板やプラスチック製などの安価な素材を使うと、洋風を意識しても質感が出ずにおしゃれさを演出できません。照明器具や家具など、細部にまでこだわりをもって本物の素材を使えば、洗練された上質な空間が実現できます。

 

内装と外観のコンセプトを統一する

おしゃれな洋風の家を実現するには、内装と外観のコンセプトを統一することが大切です。たとえば、南欧風の外観ならば内装も同様に南欧風デザインに統一するなど、一貫したコーディネートを心がけましょう。

素材の選びから色使い、家具や照明器具にいたるまで、統一感のあるスタイリングをすれば全体としての品格が増します。外観がイングリッシュスタイルなのに内装が北欧風では、コンセプトが統一されずパッとしない印象になってしまいます。

建物自体のデザインコンセプトを明確にしたうえで、内外装の細部まで徹底してコーディネートすることがおしゃれな洋風の家づくりのポイントです。ひとつの建物のなかで異なるスタイルが混在すると、ごちゃごちゃした印象になりがちなので注意が必要です。

 

土地を広く確保する

洋風の家をおしゃれに仕上げるには、十分な広さの敷地を確保するのも重要なポイントです。ある程度の土地の広さがないと、建物全体のスケール感やゆとりのある間取りを実現できません。

敷地が狭いと、建物には洋風デザインを取り入れておしゃれにできても、全体としての佇まいに品格をあたえることが難しくなります。ヨーロッパの洋風住宅は、広い敷地に建つことを前提としているからです。敷地面積を確保し、外構や植栽などにもこだわったデザインにできれば、おしゃれ度が格段にアップします。

 

洋風の家を建てる際の注意点

洋風の家を建てる際の注意点として、以下の4つが挙げられます。

  • 個性的すぎるデザインだと周囲との調和が取れにくい
  • 複雑なデザインはメンテナンスの手間がかかる
  • 窓が多くある場合は防犯対策が必須
  • フローリングの場合は防寒・防音対策も施す

洋風の家を建てる際は、以上のポイントに注意しましょう。

 

個性的すぎるデザインだと周囲との調和が取れにくい

洋風の家は個性的なデザインが魅力ですが、個性的すぎる外観にすると周辺の街並みや環境と調和しにくくなります。例えばゴシック様式の城のような独特なデザインだと、近隣住居から浮いた存在になってしまいます。

周りの環境を考慮し、街並みや景観と調和させることを心がけましょう。デザインが主張しすぎずに周囲の雰囲気になじむよう、色調や素材、スケール感に配慮することが大切です。

 

複雑なデザインはメンテナンスの手間がかかる

洋風の家では外観に装飾的な意匠を取り入れるケースが多いですが、デザインが複雑になればなるほどメンテナンスの手間がかかります。たとえば、外壁に細かい装飾が施されていると汚れが溜まりやすく、定期的な清掃が欠かせません。屋根の形状が複雑であれば雨どいの手入れにも手がかかり、天井にアーチや飾り張りがあれば、日々の掃除が大変になります。

メンテナンスがおろそかになると、すぐに設備の経年劣化が目立つようになってしまいます。デザインの実用性・合理性も考慮し、メンテナンスのしやすさを考えて設計をしましょう。

 

窓が多くある場合は防犯対策が必須

洋風の家ではゆとりある開放的な間取りを実現するため、大きな窓を多く取り入れるデザインが一般的です。しかし窓が多ければ多いほど、空き巣被害に遭う危険性も高まります。

そのため、窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、シャッターを取りつけたりするなどの防犯対策は欠かせません。センサーライトや監視カメラなど、防犯設備の導入もおすすめです。

植栽、フェンスや門扉のデザインにも配慮が必要です。生け垣などを用いて外からの見通しを遮るよう工夫しましょう。開放的で明るい室内空間を実現する一方で、防犯面での対策もしっかりとおこなう必要があります。

 

フローリングの場合は防寒・防音対策も施す

洋風の家では、内装の床材としてフローリングを採用することが多くなります。しかしフローリングは木製のため、冷えやすいだけでなく遮音性が低いというデメリットがあります。

フローリングの下地に断熱材を入れる、床暖房を導入するなどの防寒対策が欠かせません。重量のある高機能な遮音フローリングに変更したり、下地に遮音シートを敷設したりするなどの防音対策も必須です。

階間や部屋の仕切りに遮音処理を施さないと、隣りあう空間に生活音が伝わりやすくなってしまいます。フローリングを床材に選んだ場合は、防寒・防音対策を徹底しましょう。

 

横浜市の坪単価・費用相場

横浜市は神奈川県の中でも人口が最も多く、住宅需要がとても高い地域です。そのため、住宅を建てるための費用は、県内でも上位に位置しています。

横浜市で土地を購入する場合、平均坪単価は区によって異なりますが、63.8万円〜154.7 万円のあいだです。

参考:SUUMO

また、首都圏の注文住宅の床面積の平均は123.9 m2で、それに対する住宅建築費は3808.5万円です。(2020年度調べ)

参考:住宅金融支援機構

ただし、上記のデータはあくまで目安であり、実際の価格は住宅のデザインや間取りによって大きく異なります。正確な費用を知りたい場合は、工務店に希望の条件を伝えて見積もりを依頼しましょう。

 

横浜市内にある洋風の家の施工事例

ここでは、横浜市内にある洋風の家の施工事例を3つ紹介します。

  • 青空に映える白レンガの家
  • 明るい雰囲気にこだわった白レンガの家
  • 夜景が美しい、シンメトリ-レンガの家

横浜で洋風の家を検討している方は、ぜひ施工事例を参考にしてください。

 

青空に映える白レンガの家

青空に映える白レンガの家

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

白のレンガ積みの家で、爽やかな印象の外観に仕上がっています。青空との相性も抜群です。

家具の色味を床や梁と統一し、まとまりのあるリビング

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

家具の色味を床や梁と統一し、まとまりのあるリビングに仕上げています。

真っ白な壁が開放感・清潔感のある玄関

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

真っ白な壁が開放感・清潔感のある玄関を演出しており、清々しい気分で生活できます。

 

明るい雰囲気にこだわった白レンガの家

明るい雰囲気にこだわった白レンガの家

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

玄関のアプローチから駐車場へとつながる空間が印象的な洋風の家です。白いレンガと敷き詰めた石のカラーがとてもよく調和しています。

リビングは吹き抜けとなっている

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

リビングは吹き抜けとなっていて、2階の窓から差し込む光が室内を明るくし、華やかさを与えてくれます。

 

夜景が美しい、シンメトリ-レンガの家

夜景が美しい、シンメトリ-レンガの家

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

歴史ある洋館のような家で、夜のライトアップがレンガの質感をより一層引き立ててくれます。

モダンな印象のリビング

引用:横浜市内にある洋風の家の施工事例

落ちつきのある色を基調にコーディネートをした、モダンな印象のリビングです。

 

まとめ

洋風の家は、海外の建築様式を取り入れた個性的でおしゃれなデザインが魅力です。開放的な空間が特徴で、大型の洋家具なども配置しやすいというメリットがあります。一方で、周辺環境に配慮したデザインを心がける必要があり、複雑な意匠は住宅の管理・維持が大変になることを事前に理解しておくことも大切です。

横浜市で洋風の家を検討している方は、工務店に相談しながら暮らしやすさとデザイン性を両立した上質な家づくりを実現しましょう。ぜひ今回の記事を参考にしてください。

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